元号「令和」ゆかりの地 大宰府を歩く

    2023-03-07


    3月3日(金)に歴史探訪バス研修を開催しました。最初の目的地は大宰府です。








    まずは大宰府展示館へ行き、そこでガイドの庄野さんから説明を受けました。元号「令和」の典拠となった「万葉集」の梅花の歌三十二首序文にある「初春の月、気淑しく風ぐ」の文言を引用したもので、「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」という意味が込めらているそうです。












    その後、大宰府政庁跡へ行きました。大宰府政庁はかつてこの地で九州を統治し、地理的にもアジアの窓口となり、外交、政治の中心として建てられたとのことでした。建物自体はありませんが、その広大な敷地を見ると当時の様子をうかがい知ることが出来ました。








    最後に坂本八幡宮へ行きました。こちらは元号「令和」の起源となった「梅花の宴」が行われた大伴旅人邸跡の候補地の一つになった場所です。ガイドの庄野さんから元号が令和になった後に起こった「令和フィーバー」の当時の様子などをもお話していただきました。




    午後からは博多町家ふるさと館へ行きました。








    こちらは、明治・大正期の博多の歴史や文化などを紹介する施設で、実際に明治期の町家を移築復元した建物もありました。








    博多祇園山笠の様子を再現したジオラマもあり、皆さん興味津々な様子で見ていました。




    当日は天候にも恵まれ、良い研修が出来たのではないでしょうか。参加者の皆さんお疲れ様でした。

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