6次産業化って?
天瀬まちづくり大学、第6講を8月5日に開催しました。
今回の講師は、別府大学国際経営学部国際経営学科助教の
上野恵美先生です。
「農業の6次産業化」という演題でご講演いただきました。
ところで6次産業化とはなんでしょうか。
「農林漁業者の皆様が生産した農林水産物を活用し、
新商品を開発、新たな販路の開拓(輸出も含む)等を行う取組」です
(農林水産省HPより)。
先生は、6次産業化しているいくつかの業者を具体例としてとりあげ、
説明しました。
6次産業化とは、よくわからない部分はありましたが、
先生の具体例を用いた話はよく分かりました。
また、6次産業化については費用面など多くの課題があるというのも
理解できました。
最後の質問コーナーでは、やはり農業従事者が多いこともあって、
多くの質問や、意見が出ており、
講演終了後も先生と熱心に話をする受講生の姿がありました。
エリアマーケティングって?
昨年度から開催しています「天瀬まちづくり大学」。
本年度の講座がスタートしました。
今回は別府大学国際経営学部教授の鄭玹朱(チョン・ヒョンジュ)先生を講師に、
「地域(エリア)マーケティング」という題で講義をしていただきました。
この方が鄭教授です。
先生は韓国ご出身。別府大学の他、久留米大学でも教鞭に立っておられるそうです。
エリアマーケティングは、
地域の独自性、異質性を見極め、地域別あるいは商圏別に
「売れるしくみ」を作り上げ、営業活動等の個別化により、
売上高や市場シェアの向上を目指すものです。
とはいっても、なかなか理解が難しい。
そこで、先生はコンビニエンスストアを例に
エリアマーケティングについてお話してくれました。
コンビニ業界について、一般人ではなかなか知ることのない情報やシステムを
わかりやすく講義してくれました。
興味深い内容でしたので、受講者もじっくり聞き入っていましたね。
天瀬でも「地域の独自性・異質性」はなんなのか考えることで、
天瀬の活性化・町づくりついてのヒントをが出てくるような気がします。
そういった点を、今後まちづくり大学のみなさんと一緒になって
考えていければと思っています。