平成28年度社会教育主事講習(九州大学会場)現地研修日田コース

2016-08-05

平成28年度社会教育主事講習九州大学会場の現地研修が、日田市内において7月28日(木)から30日(土)の2泊3日で行われました。

現地研修は、社会教育主事講習のカリキュラムの一環として行うもので、九州大学会場に受講生を派遣する福岡県、佐賀県、長崎県、そして大分県の各県が各自治体に依頼をして研修生の受け入れをしています。特に、今年度は熊本地震の影響を受け、熊本大学会場での実施ができず、熊本県、宮崎県、鹿児島県の受講生も九州大学会場を受講しています。ちなみに沖縄県は例年九州大学会場での受講です。

日田市公民館運営事業団では昨年度より職員研修も兼ね、県内自治体枠とは別枠として現地研修の受け入れを行っており、今年度も11人の受講生が日田市を選択し、研修を受けました。

【今年度の現地研修内容】

1日目  日田市の社会教育の現状及び(一財)日田市公民館運営事業団の説明。咸宜園教育に関する学習。

2日目  青少年事業に関する研修。東有田公民館にて、小学生児童の野外活動指導実習。

3日目  地域人材の育成と活動に関する研修。地域で活躍する女性グループの紹介とグループワーク。

社会教育主事講習の受講生は、自治体職員と夏休み期間を利用した学校教員が多く、特に2日目の野外活動指導実習においては、参加している4~6年生の児童に対して、イキイキと活動されている姿がとても印象的でした。

また、3日目の研修では、高瀬地区のJAおおいた日田女性部南部支部の皆さん、五和地区の20:如月会の皆さん、夜明地区の三日月サークルの皆さんに参加していただき、それぞれの活動報告を行った後、受講生の皆さんが各グループに分かれ、インタビュー形式で成り立ちや活動の経過、今後の課題を調査し、発表を行いました。最後には各グループの未来予想図を話し合い、理想の団体像について協議。たいへん盛り上がり、受講生、参加者共に有意義な時間となったようです。

社会教育主事講習は、7月8日から8月10日までの21日間の日程で行われます。長丁場の研修を乗り切っていただき、立派な社会教育主事として各県でご活躍されることを心から祈念いたします。

 

Copyright(c) 一般財団法人日田市公民館運営事業団, All Rights Reserved.