【事例報告】R5年度大分県公民館テーマ別研修会②(小野公民館)
2023-09-19
期 日:令和5年9月15日(金)
研 修:大分県公民館テーマ別研修会➁
主 催:大分県公民館連合会・大分県教育委員会
発表内容:災害時に対する公民館の役割と対応
発 表 者:日田市小野公民館 主事 鯉川 麻衣子
地域の防災・減災力向上のための実践的な知識・技術の習得を図ることにより公民館職員としての資質の向上を図り、すべての地域住民の安心・安全を守る「防災拠点」としての公民館のあり方を考える研修会が開催されました。
その中で「災害時に対する公民館の役割と対応」という演題で、平成24年、29年、令和2年、令和5年と被害を受けている小野地区で、どのような災害が起き公民館がどうのように対応したのか報告をしました。
そして報告の中で、災害に対する公民館の役割の多くを占めるのは、住民の災害対応スキルを高め、防災・減災へとつなげる事。そしてそれは、公民館が持つ本来持つ「結ぶ」「繋ぐ」「学ぶ」の役割の中にある事。「これまで無かった災害がいつどこで起こってもおかしくない」からこそ、「日常の中に防災・減災意識を取り入れる」ことや、被害を拡大させないためには、公民館が、地域団体や、住民の活動を少なからず後方から支え創ってきた「居場所」や「繋がり」が重要であることを発表されました。
また、小野公民館での防災・減災の取り組みとしてNPO法人と連携しながら親子防災教室や災害への備えについての講座、大分大学と連携しての防災講座にも取り組んでいることも発表いたしました。
災害が起きないことが一番ですが、今後も「まさかの災害」に備え公民館としても防災・減災の一助となるよう取り組んでいきます。