私たちができることとは ~小迫町自治会人権学習会~
2024-12-02
11月22日(金)。
小迫町自治会の人権学習会を小迫町公民館で開催しました。
小迫町では例年、講師を招いての講演会をされます。
今回は、市内在住の山口昌子さんをお招きして、
「障がいのある方への人権」というテーマでお話いただきました。
山口さんは全盲の障害があります。
高校生ごろから視力が弱まり、その後失明したとのことでした。
話は、自身の生い立ちから始まりました。
全盲になり、その中で生きていく覚悟を決め、
大阪まで日常訓練に行ったことも話しました。
現在は、盲導犬のレオ君と一緒に生活をしています。
レオ君との出会い、
そして、盲導犬との接し方の話もありました。
山口さんの話の中で、
印象的だったのは、
「口から伝えることが大事」ということ。
生活していくうえで、人に助けてもらうことも大事なので、
どうしたいかわかるようにはっきりと伝えることが大事とおっしゃっていました。
われわれも、やもすれば「空気を読む」ということをしがちですが、
きちんと伝えることが大事ということでした。
さて、講演中、
レオ君はどうじていたかというと・・・・
終始眠たそうでしたが、
じーっと、山口さんの話が終わるのを待っていました。
最後の方は、私をジーっと見つめておりまして。
とてもかわいらしかったです。
山口さん、貴重なお話ありがとうございました。