令和2年度 成人セミナー第4講「咸宜園の歴史」
2021-01-12
1月12日(火)、成人セミナーでは咸宜園教育研究センターの研究員をされている渡辺みかさんをお招きし、講演会を行いました。
演題は「廣瀬淡窓の教育と咸宜園の歴史 ~日記と石碑からみる五和と淡窓の関わり~」でした。
淡窓先生や、咸宜園がどういったものなのかという内容だけでなく、淡窓先生が記した日記から五和地区を訪れた際のことについて紐解いたり、五和地区からの門下生についても教えていただきました。
また、咸宜園跡も登録されている「日本遺産~近代日本の教育遺産群から~」についても教えていただきました。
世界遺産と日本遺産の違いは、世界遺産が遺産などを保護することを目的としていることに対し、日本遺産は整備・活用し国内外に発信することで地域の活性化に活用することを目的としています。
近代日本の教育遺産群には、日本最古の学校である栃木県の足利学校跡、最大規模の藩校である茨城県の旧弘道館、世界最古の公立学校である岡山県の旧閑谷学校があり、そこに咸宜園跡が加わった計4史跡で構成されています。
「近代日本の教育遺産群」は日本遺産第1号認定をされているそうです。
渡辺みかさん、ご指導を頂きありがとうございました。
次回の活動予定は、3月に実際に咸宜園跡などを見学する予定としております。
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