令和2年度 よるごはん第2講「かつどん」
9月8日(火)、よるごはんの活動を行いました。
今回のメニューはかつ丼!
具材はとてもシンプルで、豚肉、たまねぎ、卵、三つ葉、生パン粉です。
今回のポイントは3つ!
➀豚肉はすじ(筋膜)に包丁を入れておくことで、おいしくなる
➁パン粉は生パン粉を使う揚げたとき膨らむので、カリッとあがる
➂仕上げの卵は2回にわけて注ぐ
味付けは親子丼、牛丼などと似た部分が多く、様々なアレンジができそうです。
参加者からは、「今まで食べた(外食を含め)かつ丼のなかで一番おいしかった」との感想も上がりました。
園田先生、有難うございました。
令和2年度 第2講成人セミナー
9月8日(火)、成人セミナーの第2講を行いました。
今回の活動は人権学習会。
五和地区の地元企業であるぴぃたぁぱんの家の三宮氏を講師にお招きし、ぴぃたぁぱんの家の取組み、経営理念、障がい者の方を取り巻く環境を中心にお話をして頂きました。
ぴぃたぁぱんの家は平成8年にパン事業を中心に最初は小規模事業所としてスタートをされ、その後平成15年には社会福祉法人となり、現在までに喫茶部門や、コーヒー部門、BDF部門と様々な事業を展開されています。
障がいを持たれた方の適正に合わせて働くことができるようにと、パン事業だけでなく様々な事業を展開していったそうです。
店舗のある周辺住民の方に喫茶を開放したり、清掃活動に参加したりと、地域の方との交流も積極的に行われています。
障がい者の方を取り巻く環境の話の中では、具体的な全国の平均賃金についての言及もありました。
厚生労働省が平成30年に行った調査によると、就労継続支援B型事業所の平均工賃は月額16,118円、時間額は214円。
就労継続支援A型事業所の平均賃金は月額76,887円、時間額は846円。
あくまでも上記は平均の数値であり、ぴぃたぁぱんの家は事業を多方面に展開し収益を確保することで、働いている障がいをお持ちの方に還元し、経済的にも独立できるように頑張られています。
また、今回の新型コロナウイルスの影響により、全国では障がい者の方も職を失う方が多く有ったとのことです。
私自身今まで知らなかった事ばかりで、とても勉強になりました。
講演会後は会場からは、講演会の内容をより掘り下げるもの、日田市の現状についてさらにきくものなど質問が多くでました。
障がい者の方への思いやりを深めると共に、地元企業の活動を知る学びの多い講演会となりました。
三宮さん、お忙しい中講演会を行って頂き有難うございました。