運営委員会バス視察研修【太陽ミュージアム・別府市竹細工伝統産業会館】~R6.6.5~
6月5日(水)に五和公民館運営委員会バス視察研修にて別府の太陽ミュージアムに
行きました。2020年に開館したミュージアムでは、日本の障がい者スポーツの父と呼ばれた
中村裕さんの貴重な資料や太陽の家ができるまでの歴史、暮らしをサポートするために
考えられた道具。また、関連企業の説明や障がい者スポーツ用の車いすなど
沢山の展示があり、一つひとつ丁寧に説明をいただきました。東京オリンピックの
聖火トーチなども展示されてましたよ!
また日本で初めての福祉施設・身障者・民間企業の
合弁会社であるオムロン太陽株式会社を見学させていただきました。
健常者も障がい者も関係なく一緒に仕事をしており、その日の体調を知らせるボードや
商品の確認のためのバーコードリーダーを使用したりとたくさんの創意工夫が見られ、
やれないではなく、やれるように工夫することの大切さを学びました。
昼食の後は別府市竹細工伝統産業会館に行きました。別府の竹細工は景行天皇が
九州熊そ征伐の帰りに別府に寄った際に、台所方が良質の竹の多いことを発見して
メゴ(茶碗かご)を作ったことが始まりと言い伝えられています。
別府温泉が全国に広まってから訪れる湯治客が滞在中に使用した台所用品が
土産物として売られるようになり、竹細工市場が盛んになったそうです。
展示室を見た後に、2階の研修室で実際に竹を編んでいる教室の見学をしました。
竹の細さや手入れ、作業の細かさなど間近で見ることができ、とても貴重な経験に
なりました。その後、ロープウェイに乗り鶴見岳へ行きました。
お天気も良くミヤマキリシマも咲いており頂上から見る景色はとてもきれいでした☆
委員さん同士の交流もでき、とても有意義な研修となりました。