ムクの樹体験クラブ&ジュニア 川の水生生物調査
2023-09-27
9月16日(土)、ムクの樹体験クラブとムクの樹体験クラブジュニアの合同活動を実施。
有田川の水生生物調査を行いました。
この活動は元々7月に予定していましたが、大雨の影響で中止となり8月に延期へ。
しかし、8月はコロナの影響で再度延期となり、この日を迎えました。
指導いただいたいのは、大分生物談話会の高野裕樹さん。
昨年度もご指導いただきました。
まずは教室で有田川はどんな川か、どんな生き物がいるのかを考えてみました。
参加児童の皆さんが持っている有田川のイメージは、水がちょっと深く、小魚がたくさんいる川、のとのことでした。
ただ、今は子どもだけで川で遊ぶことができないため、ほとんど川で遊ぶことないようで、イメージもぼんやりしたものでした。
いよいよ有田川で調査開始!
今回活動した諸留町付近の有田川は、水は少なく、岩がゴツゴツした感じ。石や岩にはコケが生えてとても滑りやすく、早々にこけてびしょ濡れになる子が続出でした。
高野先生が網で魚の取り方を教えてくれ、魚の採取を開始。
川の瀬や川岸に近い草場など、魚がいそうなところを先生が教えてくれて、いろんな生き物を採ることができました。
ただし生物採取よりも泳ぐのに夢中になる児童の皆さんの方が多かったような…。
今回、採取できた生き物は、ヨシノボリ、オイカワ、カマツカ、ドンコ、ヌマエビの仲間、スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)、カクトンボ・コオニヤンマ・コヤマトトンボのやご(幼虫)、ヌマガエルなどでした。
たくさんの生き物を採ることができ、有田川が豊かな生物の生息地であることが分かりました。
このような貴重な川の自然は未来永劫まで守っていかなければならないことを学ぶことができました!
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