ひがしありた女性セミナー やさしい日本語講座
2024-03-16
ひがしありた女性セミナー第6講を2月16日(金)に実施。『やさしい日本語』について学びました。
なお、今回は公開講座として地域の方にもご参加いただきました。
講師は佐伯市より、多文化共生マネージャーの森川寿子さん。大分県内で外国人支援や国際理解を深める活動を行っている団体の代表をされておられます。
講座では、国内で暮らす外国人に関する昨今の状況を説明いただきました。
また、普段の生活の中で様々な困り事があり、トラブルになるケースも多々あるそうで、お互いのコミュニケーションが大切であることを話されました。
コミュニケーションをとる際に必要なのが「やさしい日本語」。「やさしい日本語」とは普通の日本語よりも簡単で分かりやすい日本語で、外国人や子ども、障がい者にも理解できる“優しい日本語”のことです。
やさしい日本語のポイントは、「はっきり言う」「さいごまで言う」「みじかく言う」。頭文字をとって「はさみ」法則とのこと。日本人はぼやかして、曖昧に物事を言うクセがあるため、外国人には伝わらないことが多いそうです。
講義では、例文をやさしい日本語に変換する作業を体験しましたが、意外と難しく、考え込むケースもありました。
ぼやかした言い回しや小難しい用語を使いたい気持ちも分かりますが…、やさしい日本語を心掛けたいものです。
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