大人のムクの樹体験クラブ~蕎麦打ち
成人の方を対象とした生涯学習事業『大人のムクの樹体験クラブ』第1講を12月7日(木)に実施しました。
第1講は蕎麦打ち体験です。
講師は月出山まちづくり委員会の吉田さんと梶原さん。お二人は、以前、月出町で行っていた蕎麦打ち体験会で指導されておられたベテランです。
参加者は初めて蕎麦打ちをする人、以前料理教室でやったことがある人などそれぞれ。
まずは吉田さんがデモンストレーションを行って、いざ実践です。
そば粉に水を入れてこねるまではある程度できましたが、蕎麦を広げるのはさすがに難しく、見本の通りにはいきません…。
途中で破れてしまう人もいて悪戦苦闘しました。
広げた蕎麦を切るのも難しい…。細くなったり太くなったり…。
“熟練の技”が必要な蕎麦打ちは一朝一夕ではできませんね。
打ちあがった蕎麦はその場で茹でて試食。苦労した分美味しかったようです。
ひがしありた女性セミナー第3講
ひがしありた女性セミナー第3講を11月30日(木)に実施。今回は豊後高田市と国東市、六郷満山文化の学習と秋の紅葉見学を目的として、熊野磨崖仏、富貴寺、両子寺を訪問しました。
熊野磨崖仏(豊後高田市)では、磨崖仏のある場所まで石が積まれた険しい階段があります。手すりが整備されていますが一個一個の石が高いため、上がるのがたいへんでしたが、大きな磨崖仏には圧倒され、しっかり拝んでいました。
国宝指定されている富貴寺(豊後高田市)では、住職から説明を受け、富貴寺にまつわる詳しいお話を聞くことができました。
紅葉もまだ鮮やかに残り、美しい紅葉を体感することができました。
最後は国東市にある両子寺。
こちらでも住職に説明していただき、お寺の成り立ちやご本尊についてご説明いただきました。
奥の院では大きな岩の中に作られたように建付けられた建物に驚きました。
こちらも大分県内で有数の紅葉の名所。残念ながらほとんど散ってしまっていましたが、本堂、奥の院、仁王像などの建造物はとても見応えがありました。
ムクの樹体験クラブ 地元の工場見学&環境学習
11月25日(土)、ムクの樹体験クラブと西有田公民館のわんぱく教室合同の地元企業の工場見学と環境学習を行いました。
訪問したのは株式会社九州木材市場とベストリビング株式会社の2社。
有田小学校のすぐ近くのウッドコンビナートにある企業です。
まずは、九州木材市場を見学しました。
九州木材市場では、日田市内だけでなく、九州一円から木材を集積し、定期的に市を開催されています。
また、木材の取り扱いだけではなく、資源としての樹木の育成や環境保全にも取り組まれており、環境にも配慮しているとのこと。植林するための杉の挿し木なども見せていただきました。
お話の後には市場の土場をみせていただきました。前日大きな「せり」があったとのことで木材自体は多くはない、ということでしたが、木材の量に驚かされました。
子どもたちが一番目を引きたのは、木材のサイズを自動で選別する機械。ベルトコンベアで流れてくる木材を見て、仕分けられる位置の当てっこをするなど、大盛り上がりになりました。
続いて訪問したのは、ソファーなどの木工製品を製造するベストリビングです。
こちらでは、二班に分かれての活動。工場の見学する班と製品の説明を受ける班に分かれました。
工場見学では、ソファー製造のラインを説明いただきました。それぞれの工程に分けられる作業を見ることで、ソファーがどのように出来上がっていくのかが良く分かりました。
また、工程にはコンピューター制御で行われるものや人の手で行われる作業に分けられており、作業の効率や商品の質を高めているとのことでした。
普段は見ることができない工場現場を見学することができ、とても勉強になりました。
東有田中学校ジュニアボランティア講座(救急救命講習会)
11月24日(金)、東有田中学校の生徒を対象にした救急救命講習会を実施しました。
これは、東有田公民館主催の東有田中学校ジュニアボランティア講座の一環として中学校連携のもと行ったものです。
指導するのは日田消防署消防士の皆さん。
まずは日田市内における今年の「119番」、救急搬送についてのお話がありました。今年のこの日時点で4000件近い通報があったということでその数に驚かされました。
またこの日は時間の都合で実施できないAED(自動体外式除細動器)の使い方を簡単にご説明いただきました。
そして今回のメイン活動、心肺蘇生法である心臓マッサージ(胸骨圧迫)の講習。生徒全員が初めての体験です。
胸骨圧迫は、胸の真ん中を胸骨が深さ5cmに沈むまでしっかり圧迫すること、1分間に100回~120回のテンポで圧迫すること、中断を最小限にし、疲れたら他の人に代わるなど絶え間なく圧迫すること、が大切とのこと。
緊急事態には胸骨圧迫をしたことない人もいる可能性もあり、少しでも体験しておくことがとても大切です。
消防士のデモンストレーションの後、いざ実践!
さすが中学生ともなると体力もあり、しっかりした胸骨圧迫ができていて、指導する消防士の方からも褒められていました!
いつ出くわすか分からない緊急事態…。
この日のことを頭の片隅にでも置いてもらえればと思います。