◎三隈川サミット開催◎
7月25日(木)午前9時20分~ 日隈公民館にて「第10回三隈川サミット」が開催されました。
この三隈川サミットは日田市の小学4年生が「キレイな水をバトンタッチする」ために、筑後川の上流・中流・下流で取り組んでいることや工夫していること(地域、学校、自分でしていること等)を発表・報告しあうことを通して、お互いの取り組みのよさを発見したり見直しを図ったりするとともに、三隈川を中心とした筑後川の水環境に対する共同体意識を育てる目的で開催されています。
現在小学校(4年生)で使用されている社会科の教科書「新しい社会3・4下」は、「水はどこから」という題で、筑後川の上流(三隈川)の様子やきれいな水を守るためにどんなことをしているか等、川を通じた学習をするように編集されています。
そこで、平成16年に日田市社会科部会の先生方が日隈公民館と話し合い、日田市内小学校の4年生にきれいな水を守るための取り組みをしてもらい、それぞれの学校が学んだことや自分達でできることを日隈公民館で発表し合いました。
このようにして始まったのが「三隈川をキレイにする4年生の合同会議」(三隈川サミット)で、それぞれの学校が持ち寄った学習の成果を「きれいな水をバトンタッチする共同宣言」(サミット共同宣言)にまとめ、市内小学校の4年生共通の“めあて”としてポスターにして市内全校に配布、三隈川を中心に身近な川をキレイにする取り組みを進めています。
今年で、10回目となり、市内全小学校(18校)+上流の玖珠川沿いの北山田小学校(玖珠町)からも参加して頂き、サミットを開催しました。(サミット共同宣言は下記に掲載)
第10回三隈川サミットの様子
第10回三隈川サミット「きれいな水をバトンタッチする共同宣言」
自分たちの力で 森を大切にして きれいな水を きれいなまま 下流へつないでいこう!
今回は8校の取り組みが報告され、参加者の多くから質疑・感想などがだされ皆で作った「サミット共同宣言」です。
これからも、みんなで川をきれいにする取り組みを続けていきましょう!