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日隈地区ならびに日隈公民館の概要
日隈小学校区に属する、日隈地区は隈・庄手地区と呼ばれています。
地名が示すとおり「隈」と「庄手」の二つの地区に分かれ、その地形や歴史的背景は大きく異なっています。三隈川や庄手川を挟んで北東に位置する隈地区は、安土桃山時代に築城された日隈城(亀山公園山腹一帯)の城下町として形成され、江戸時代後期に至っては豆田地区と共に商業地域として繁栄を極め、現在では山紫水明の水郷日田を代表する観光地として、三隈川河畔沿いに旅館街や飲食街を形作っています。
また、庄手地区は、隈地区に隣接した三町(堀田・亀山・本庄)と三隈川・庄手川に囲まれた中州に所在する島内4町(亀川・日ノ隈・中釣・中ノ島)から形成されています。
特に島内4町は、江戸時代後期より耕地が広がり、水害を被りながらも農業を生業としてきましたが、現在では新興住宅地として戸数も増え、日隈小の通学家庭の7割を占めています。
隈地区の特筆すべき行事は何といっても「日田祇園」です。祇園に懸ける町民の熱意には並々ならぬものがあります。三隈・大和両町の2基の山鉾や十余メートルの平成山鉾の曳き回し。
三百余年の歴史に裏打ちされ、平成8年には国の重要無形民俗文化財にも指定されています。
これらは本来、八坂神社氏子による祭礼の行事ですが、片や庄手地区においても同様に日隈神社(亀山公園山頂)を拠り所に氏子としての連携を保ち祭祀を行っています。また、先哲として隈地区からは幕末の農学者大蔵永常や国学者 森春樹を、庄手地区からは三絶僧の平野五岳を輩出しています。両地区は固有の文化を保ちながら現在に至っています。
ここ日隈地区(隈・庄手地区)には校区の公民館がなく、中部公民館(前日田市民会館ヨコ)で市内4校区(日隈校区・若宮校区・咸宜校区・桂林校区)が一緒になった公民館で、公民館活動が行われていましたが、平成6年4月1日現在の位置に日隈校区の公民館として新設されました。
〈構成自治会は、亀川町・中釣町・日ノ隈町・中ノ島町・堀田町・亀山町・本庄町・中央通り3丁目・中央通り2丁目・大和町・三隈町の11自治会で構成されています。公民館の管理・運営もこの間大きく変わっています。詳しくは「関連サイト」にあります、一般財団法人日田市公民館運営事業団をご覧ください。
住所、交通のご案内
〒877-0073 大分県日田市日ノ隈町515-1電話番号:0973-22-6982
FAX番号:0973-22-9413