日田の歴史の奥深さにふれる
12月11日(木)開催の高齢者セミナーは「日田の歴史再発見!」というテーマで、市内光岡地区の「岳林寺」と日田市立博物館で開催されている日田市制八十周年記念企画展「水郷ひたの風景~古い写真で振り返る人々の思い出の場所~」を見学しました。
岳林寺は、1342年後醍醐天皇の勅願によって、元の帰化僧明極楚俊(1262~1336)を開基として、日田郡司大蔵永貞が建立したと伝えられます。その後、戦乱等により、創建当時の伽藍などは失われていますが、境内にある郷土資料館には、後醍醐天皇の勅願書や釈迦三尊像、徳川幕府の歴代の将軍から賜った30石支給する文書等の大変貴重な資料が展示されており、往時が偲ばれました。
また、境内には足利尊氏が寄進した六面地蔵や勅使門が、そして山門の瓦には菊の御紋がありました。
参加された皆様は、同じ市内ですが、なかなか訪れる機会がなかったことから大きな発見があったようです。
日田市立博物館での「水郷ひたの風景」は、明治~昭和の日田の風景や人々の暮らしの写真展です。筏流し、筑後軌道、川開き、賑わいのあった町並み等、貴重な写真が展示され、見る人をタイムスリップして当時のことを思い出させてくれます。参加された皆様は、若かりし頃の思い出に浸る時間となったようです。
参加された皆様にとって、様々な日田の魅力を再発見していただける研修となりました。
晩秋の日田を歩く!
12月6日(日)島内振興協議会主催の「第4回亀山公園紅葉ウォーク」が開催されました。タイム宣言レースに64人、子ども対象の宝さがしに25人が参加し、昨年よりも参加者数が大幅に増え、亀山公園~マレットゴルフ場にかけて2.6kmと3.75kmの2コースのどちらかを、自分の体力に合わせて歩きました。
天候に恵まれ、秋の陽が川面にキラキラと輝き、亀山公園の紅葉も美しく照り、水郷日田の晩秋のすばらしさを十分に楽しめたウォーキング大会となりました。
鶏肉を美味しくソテーする!
11月26・27日、第3回料理教室では「鶏もも肉を美味しくソテーする」をテーマに、弥永先生の指導で、クリスマスにもピッタリのごちそう作りを学びました。
作った料理は、「若鶏のソテー悪魔風(プーレ・ディアブル)」とそれにかけるソース、そして付け合わせにする「ほうれん草のバターソテー」、「ジャガイモのグラタン(ドフィノワ)」、さらに「オニオングラタンスープ」の4品です。
若鶏のソテーは、皮にディジョンマスタード、香草パン粉をつけたので、見た目もとてもきれいでした。ソースは2種類作り、食べ比べてみましたが、どちらもとても味に深みがあり、ソテーがいっそうおいしくいただけました。付け合わせの「ほうれん草のバターソテー」は、焦がしバターを使っているので、香りがよく食欲をそそりました。
今回学んだ料理は、食材費も安く、作り方も簡単なので、普段の食事として1品、2品作ってみるのも、食卓のレパートリーを増やすのによいかと思いました。
クリスマスコンサート延期のお知らせ
12月5日(土)に開催を予定していました当館主催の第2回クリスマスコンサートですが、新型コロナウイルス感染者が、先週から大分県をはじめ、全国で急速に拡大している状況から、出演者の方々とも協議し、来場される方々のご安全を守るために、延期することにしました。
コンサートを楽しみにしてくださっていました方々には、大変申し訳なく思っています。
開催時期は、感染状況を判断した上で、改めて決定します。その節は、再度、ご案内いたしますので、どうぞ楽しみにお待ちください。
災害時の高齢者の安全を守る防災士
11月24日(火)、日隈校区の防災士さん方にご参加いただき、当館と日田防災アドバイザー連絡協議会との連携事業である第2回日隈地区防災士懇談会を開催しました。
最初に、日田防災アドバイザー連絡協議会から『防災士って何?』という演題で、防災が生まれた理由や、防災士に求められること、役割などをお話しされました。
その後、豪雨等の災害時における独居高齢者の安全を守る取り組みを、各町内ごとに紹介し、意見交流を行いました。特に、町内の防災組織に防災士の位置づけがきちんとされ、、避難訓練などで活躍している町内には、他の参加者も大いに参考になったようです。また、避難場所も、高齢者施設と防災協定を結び、7月の豪雨では、そこに避難した方もいたとのことでした。他にも、様々な取り組みも紹介されました。
次回は、防災組織が自治会にきちんと位置付けられ、実働している他地区の取り組みなどを学んでいくことにしました。
このような地道な懇談会を重ねることによって、各町内の防災組織が充実していくことを願っています。
日隈公民館だより 11月15日号
日隈公民館だより 11月15日号をアップしました
広報のページよりご覧ください。
土に思いを込めて!
11月6日(金)第4回成人セミナーでは、芸術の秋ということで、陶芸にチャレンジしました。花月窯の三苫幸男さんが講師を務め、奥さんの夏子さんが補助で指導してくださいました。
受講生の皆さん方は、指先に神経を集中させて、カップや丼、ご飯茶碗を、あるいは様々な形の皿や花立等を、丁寧に作陶していました。作り方は、深さのある器類は、ろくろを使って、ひも状にした陶土を回しながら、一方、皿類は、板状にした陶土をヘラで切りながら自分の思いの形にしていきます。
ほとんどの皆さん方は、作陶は初めてで「難しい」といいながらも、とても上手に成形していました。終了後、どなたも「楽しかった」という感想を述べられていました。そして、作品には、自分の好きな色が着せられるので、作品が手元に届き、実際使っていくと、いっそう愛着が増すのではないでしょうか。
絶景‼釈迦岳登山
10月31日(土)今回の『ひのくまSST倶楽部』は、日田市最高峰の釈迦岳(1231m)に登りました。この日は雲一つない真っ青な空で、山々の木々も色づき、登山には絶好のコンディションです。
ほとんどの児童が登山は初めての経験で、日田市で一番高い山に登るということでとても楽しみにしていたようです。
コースは椿ケ鼻から1時間程度の登山道を選んだのですが、急斜面もみんなで頑張って、無事、福岡県との県境になる本釈迦頂上(1230m)にたどり着きました。
その後、日田市最高峰1231mの普賢岳(釈迦岳測候所)に到着!
山頂の展望台からは、由布岳、くじゅう連山、祖母山、阿蘇五岳、熊本平野、雲仙普賢岳、筑紫平野、脊振山、大宰府の宝満山、英彦山、そして日田盆地と360°の大パノラマを体感することができました。また、眼下には津江三山の御前岳、渡神岳の秀麗な姿を見ることができました。
雄大な景色を眺めながら日田市で一番高いところで食べるお弁当は格別のようでした。また、登山の楽しみを少し味わえたようで、またどこかに登りたいと感想を述べていました。
日伸会の皆様 お疲れさまでした!
10月25日(日)、日伸会の皆さん方が、ボランティアで、亀山公園の南側の斜面の美化作業を1日がかりで行いました。例年、春と秋の2回、行ってきましたが、今年の春は新型コロナ感染拡大予防のため、作業を見送っていました。今回は、新型コロナの感染がいくらか落ち着いてきたので、取り組んだ次第です。メンバーの皆さん方は、急斜面で足場が悪い中、慎重にチェーンソーで倒木の処理やひこばえの伐採したり、刈払い機で笹等で藪になった所などを丁寧に取り組んでいました。
亀山公園を訪れる人たちが、気持ちよく過ごしてもらいたいという気持ちで作業にあたる姿には、本当に頭の下がる思いでした。
スイーツ教室は秋の味覚で♪
10月22(木)と23日(金)の両日、スイーツ教室をA,B2クラスで開催しました。今回は「カボチャを使ったプリンディング」と秋の味覚の代表である「栗の茶巾絞り」の2品に挑戦しました。
カボチャのプディングはしっとりなめらかな口当りで、とても野菜を材料にしているとは思えません。子どもから大人までみんなに喜ばれそうです。
栗の茶巾絞りは、とても濃厚な味で、作っている最中から栗の香に包まれます。
家庭で作ると栗100%で作れるので、栗本来のうまみをたっぷり堪能でき、ぜいたくな1品になります。
さらにアレンジした洋風の茶巾絞りは、ラム酒なども加えるので非常に香り豊かなスイーツに仕上がります。
いずれも作り方はとても簡単なので家庭で気軽に作れそうですね。