伝統と歴史を感じる隈の街歩き♪
2021-02-25
2月20日(土)ひのくまSST倶楽部を開催。2月15日から『天領日田おひなまつり』が始まっていることに合わせて、「隈町おひな様めぐり」を行いました。
日田ご当地コンダクターの後藤博子さんの案内で、早春の隈の街を散策します。最初に『原次郎左衛門家』で当時の著名な人形師が作った尾張徳川家をはじめとする日本に4つしかない貴重なお雛様を見せていただきました。
歴史的に相当な時間が流れているのにどの人形も肌がつやつやし、衣装も本当に美しかったです。とても大切にされてきたことがうかがえました。また、ご厚意で醤油やラムネの製造過程も見せていただきました。
隈の街を歩きながら、なまこ壁の蔵等の伝統的な建築様式などの説明を聴いたり、日田の三大先哲平野五岳の像をを見ながらその業績を教わります。
『祇園会館』では山鉾をじっくりと見学します。祇園祭りに参加している児童が、他の児童に自分の体験や山鉾のことなどを進んで説明してくれました。
『椎茸の森菊』でも説明を受けながら3世代のお雛様を見学。
最後に川の方へ向かい「おひな短冊流し」を行いました。水に溶ける紙に願いを書き、川に流しました。
参加者からは、自分の校区の歴史や伝統のよさを学べてよかった、楽しかったという感想を綴っていました。このような体験を積み重ねることにより、故郷を自慢に思ったり大切にしていこうという心が育つのではないかと思いました。