上津江ふるさと再発見講座②【R4/10/15】
10月15日(土)、2回目の「ふるさと再発見講座」は、上津江町内の文化財を見学しました。
最初は「小平のカツラの木」です。トライウッド工場の敷地内にあります。樹高は約20m、幹回りは6.4mもあるそうです。紅葉するとキャラメルのにおいがするのだとか…。
次は葛のモミの木です。樹高は約30m。県外から見物に来る方もいるそうですよ♬
続いて、上津江民俗資料館「ふるさと歴史館」へ。旧役場の2階に昔の農具等が展示されています。
「子ども達にも見せてあげるといいね」という意見もありました。
上野田に移動し、小川原の十一面観音座像へ。きれいに塗料が塗られ、とても美しく荘厳でした。「昔ある夜、他の地より飛来してきた」という伝説があるそうですが、室町時代の作ではないかと云われています。
次は「かんじん穴」。県道沿いにあります。窪みがあって水が流れています。「かんじん」は旅の僧のことだそうですが、その方々がここで寝泊まりしたり食事をとった場所だといわれているそうです。村時代に調査しようとしていたらしいのですが、合併等もあり調べられないままになっているそうです。「調べたら遺物が出てくるのではないか」とのことでした。
次は浦地区、浦宮神社へ。せり持ち式石橋を見学しました。
神社の拝殿や神殿を見学。流石、「津江八社」に数えられるだけあって、荘厳な作りです。
神殿後ろの樹林には幹回りが5mほどもある大きな杉等もあり、「津江大杉の森」として県の特別保護樹林に指定されています。
最後は、甫手野のムクノキ。平成3年の台風で幹が折れてしまったのですが、それまでは幹回りが10mもあり、日本一のムクノキの巨木だったそうです。
山の神さまが遊びに来るご神木とも伝えられているそうですよ。
3時間弱の行程でしたが、楽しく見学ができました。
知っている様で知らないふるさと上津江の「よいところ」を再発見できました!!