白草の花祭り【4月29日】
2019-05-20
4月29日(日)、白草地区で花祭りが開催されるとお聞きし、お伺いしました。
あいにくの雨模様でしたが、会場の白草公民館の周りにはきれいな花がたくさん見えます。
地区の民家が桜や菜の花、ツツジやシャクナゲを植え育てているそうです。
この白草地区は、今から四百年程前に垣越前守義直という人物が開拓したと云われており、「ここは深山幽谷、百草百木生い茂り、高山森林の大木茂る別添地であった」ということで、「百草(ひゃくそう)」と名付けられ、後に現在の「白草(はくそう)」という名前になったそうです。
花祭り会場となった白草公民館の横ある「年のかみ」神社には、相垣越前守のお墓(旧村指定史跡)があり、神聖な雰囲気があります。
また、御神木と思しき榧(かや)の大木、樹齢500年を超えると思われる榧の老木をはじめ、数百年を経たと思われる二十数本の大木群(旧村指定天然記念物)があり、地元の方から「鎮守の森」と呼ばれ、とても親しまれ、大切にされています。
花祭り当日、午前中には地域の壮年の方々を中心にガードレール等の清掃作業が行われ、午後からお客さんを招いて食事が振舞われました。地元の方々の「おもてなし」の心に感謝です!!
この日も町外からお客さんが来ていましたが、以前は近隣からもっとたくさんの方々が集まり、賑わっていたそうですよ。
公民館の前あたりをスタートに「しらくさ郷」の散策コースがあるのですが、この日は雨のため断念。
花は後日のお楽しみと致しました。
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