いきいきステップ教室歯科講話【R3/2/17】
2月17日(水)の上津江いきいきステップ教室は、歯科衛生士の大庭さんによる「歯科講話」を行いました。
朝早く、1時間程かけて上津江においで下さった大庭さん。
この日はかなり雪が降りました。「行けるかな?」と心配しながら来たそうですが、市の中心部の方がたくさん降ったみたいで、「登るほど雪が少なくなってきた」のだそうです♪♬
教室の初めから一緒にステップ運動をして、その後、歯科講話を行いました。
「80歳まで20本以上、自分の歯を保とう」という『8020運動』。日田市での達成率はあまり高くないのだそうです。
講話は、「口の健康」が如何に大切かということを再認識させられる内容でした。
アルツハイマー型認知症や血管の病気を患っている方の体内から、歯周病の原因となる菌が発見されることがあるそうで、多くの生活習慣病の原因の一つとなっていると言われているそうです。
口は『命の入口、心の出口』
口は飲んで食べて息をして、言葉を発する重要な器官・・・そう考えると、「口を清潔に、健康に保つことが如何に大切か」が納得できます。
「オーラルフレイル」とは口の虚弱化のことで、活舌が悪くなったり、噛めなくなったり、よくむせる様になったら注意が必要。
オーラルフレイルを防ぐためには、
・お口の体操(パタカラ体操やあいうべ~体操など)、
・歯磨きは1日2回以上、舌のケアも行って口を清潔に保つ、
・うがいをしっかり行うと、口内を清潔にするだけでなく、口周りの筋力運動としても効果的、
・入れ歯の汚れをしっかり落とし、清潔に保つことも大切、
・よく噛む。唾液もたくさん出て口の機能を高めます。ひと口30回以上!
・会話を通して、しゃべったり笑ったり・・・。口の機能を高め、ストレス発散や気分転換にも!
また、鼻呼吸がしっかりできる方が良いようです。
現在、コロナ禍でマスクをしている方が多いと思いますが、「マスクの下では口呼吸」になりやすいとのことで、この点にも注意が必要ですね。
「防災グッズの中に歯ブラシを忘れずに!」とも言っておられました。
定期的な歯科検診も大切ですが、日頃からしっかりお手入れをして、おいしく食べて飲んで、楽しくおしゃべりしたいですね!
最後は皆で楽しく歌って終わりました(^^♪♫