3年ぶり!巨樹・銘木探訪【R5/2/20】
2023-03-22
2月20日(月)、巨樹・銘木探訪を行いました。
コロナ禍の影響で3年ぶりの開催となります。
最初に見学したのは菊池市隈府、妙蓮寺の樟。熊本県指定天然記念物です。
根廻り9.5m、目通り幹囲7.8mで、地上10mのところから大枝が6本に分かれ、枝張り東西30.3m、南北31m、高さ33mに達する大木で、樹齢は約600年だそうです。
根元近くにある石碑が木に埋まっていました。長い時の流れを感じますね。
住職のご厚意で、本堂の中も見学させて頂きました。立派な造りで、歴史のあるものでした。
続いて菊池市泗水町吉富にある「村吉の天神さん」と呼ばれるイチイガシ。菊池市指定文化財です。
このイチイガシは、もともとは隣接する村吉日吉神社の境内地であったのではと推測されているそうです。樹齢は数百年は経ているといわれ、幹回り7.5m。かなりの巨木ですが、特に目を引くのは瘤状に連なった根の形です。明治の初め頃までは隣に村吉小学校があり、木の下は格好の子ども達の遊び場であったのだとか。 子ども達を見守る優しい神様が宿っていそうな雰囲気ですね。
最後は菊池市泗水町福本、福本聖母八幡宮の大楠。菊池市指定文化財です。
この大楠は樹齢700年、樹高は約26m、枝張りは約33m、幹回りは約8mとかなりの巨木です。
また、この大楠には「ヨナキガイ(夜泣貝)」と呼ばれる陸生の巻貝が生息しており、「幼子の夜泣きが止まらないときにはこの貝を枕の下に入れると夜泣きが止む。そして、夜泣きが止んだら、貝はまた楠に戻さなければ効果がない」という言い伝えがあるそうです。
根の部分がかなり太く立派でした。地中でかなりの範囲に根を伸ばしていると思われます。
最後は熊本県農業公園で開催されていた「第47回JA植木まつり」を見学して帰りました♬
お天気にも恵まれ、楽しい1日を過ごす事ができました。