ムツゴロウやシオマネキとご対面、「みどりの教室」最終講
R1年9月13日(金)、「みどりの教室」の本年度最後の講座となる
第4講を開催しました。
今回は研修旅行、「三隈川の行先、有明海の環境を学ぶ」と題して
佐賀市・鹿島市に行ってきました。
最初の行き先は、佐賀市の「東よか干潟」。
平成27年5月にラムサール条約湿地に登録された広大な干潟です。
まずは「干潟よか公園」内にある「東よか干潟ガイダンスルーム」で、
大型モニターによる東よか干潟のプロモーション映像を観て、
その後、ガイドさんに説明をしていただきながら干潟を観察しました。
ムツゴロウを見つけることができませんでしたが、
ムツゴロウ漁をしている人はいましたよ。
あと、ムツゴロウによく似たトビハゼやシオマネキに出会うことができました。
続いて、鹿島市。
目的地の干潟の前に、祐徳稲荷神社を見学しました。
京都の伏見稲荷大社、茨城の笠間稲荷神社と共に日本三大稲荷に数えられている神社です。
いったい、いくつの鳥居を通り抜けたでしょうか!
そして、本日最後の目的地、「干潟交流館なな海」と「道の駅鹿島」です。
干潟上の大運動会「鹿島ガタリンピック」の会場にもなっている
「道の駅鹿島」の敷地内に、2019年4月にオープンした
有明海の干潟に親しむための施設が「干潟交流館なな海」です。
まずは、交流館職員でもあり、佐賀大学特任助教授でもある
藤井直紀先生に有明海や干潟の特徴などを説明していただき、
その後館内を案内していただきました。
館内では干潟水槽やタッチプール、ミニ水族館、展望デッキで、
そこに住む生き物を見て、触れて、楽しむことができました。
ムツゴロウは館内の干潟水槽で観ることができたのと
展望デッキから望遠鏡を覗いてみるとたくさんいましたよ。
これで、本年度の「みどりの教室」は全て終了。
今年で3年目となったこの事業、今後は参加者の感想などを聞きながら
来年度以降どうしていくかを考えたいと思います。