人権講座「心のスロープ~障害者と一緒に」 咸宜っ子体験教室

    2016-02-15

    2月13日、「咸宜っ子体験教室」14講は、人権講座を行い、「心のスロープ障害者と一緒に」をテーマに学習を深めました。

    日田市障がい者相談支援事業所「Bee すけっと」の石松さんと、障がいをもった方におこしいただき、1時間半の講座を行いました。

     

     
    講座に来ていただいた障がいをもった方は、字は書けません。でも文字盤やパソコンを使って自分の気持ちや意思を伝えることができます。

    受講生と障がいをもった方の会話「好きな食べ物は何ですか?」「私はハンバーグが好きです。」

    受講生同士で、文字盤だけで会話してみました。少しの会話をするのに、ものすごく時間がかかることが分かりました。

    普段友達と普通に会話できていることがとても尊いことです。

     

    障がい者のための、普段の生活の中にあるノーマライゼーションについても学習しました。

     

    目が不自由な方でもシャンプーとコンディショナーの違いがわかる工夫、牛乳とその他のジュースの違いがわかる工夫。

     

    弱視の方も、白いごはんをどのくらいつげているか分かり易い黒いしゃもじ、同じく弱視の方にも使いやすい(特に学生さんなど)黒い定規。

     

    目の不自由な方でも、宅配物のお知らせが分かる不在票。食品容器に打ってある点字、何と書いてあるのか、点字表を見ながら当てていきました。これはドレッシングと書いてあります。

     

    「おさけ」   「ゆかり」

     

    誤って飲んでは危険なものにも点字があります。トランプにも点字が。

    最後に障がいのある方より「障がい者だけでなく、自分の周りの、困っている人に『何かお手伝いできることはありませんか?」と声をかけてあげてほしいです」とメッセージがありました。

     

     

     

     

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