整理収納とは、「自分の理想の暮らしを知ること」~成人セミナー
8月5日、成人セミナー第3講「整理収納講座」を行い27名の受講生が参加しました。
講師は大分市在住の藤田郁子先生。「整理をどうしたらよいですか?」でなく、「自分がどういう暮らしをしたいのか。」
暮らしも生き方の理想も人それぞれ、自分の暮らしにあった整理・収納をしましょうとお話しされました。
〇整理とは・・要る、要らないを区別し、不必要なものを取り除くこと
〇収納とは・・要るものを取り出しやすいように納めること
〇片付けとは・・モノを使った後に元の場所に戻すこと
〇家から「出す」ことに意識をもつ前に、家に「入れる」ことに意識を持つ(不必要なものを家に入れていないか・・ただでもらった試供品・エコバックetc.)
〇昔、頑張って買った、高かった洋服。「高かったから・・」と何年も着ず、捨てられず・・。自分の責任において「手放す」こと。
〇「片付けができる」ということは・・必要なものがわかる。要る要らないの判断力がつく。自分のものを自己管理できる。→「生きる力を養う」(私はこう生きる。こちらを選択する。)
【片付けの順番】
①全部出す
②分ける(今、使っているか否か)→使っていないものは「なぜ使っていないのか」その理由を知る。
③場所を決める
●使っているモノを・・①使う目的で分ける ②使う順番や数を決める(必要な食器の数の見直しなど)
●どこにあったら使いやすいか・・①みんなで使うか・個人で使うか②必要なモノに合わせた収納用品を選ぶ③ラベリングする
●そのモノが、本当にそこにあっていいのか・・①防災グッズの場所は適切か②地震で落ちてくる危険な場所にないか、モノが扉をふさいでいないか。
●家もメンテナンスが必要なように、「暮らし方」も定期的に見直す必要がある。
●家族とコミュニケーションをとりながら、「必要ないモノが暮らしを邪魔していないか」チェックする。
藤田先生は、「整理収納は楽しく生きるための手段。快適な暮らし、安心・安全な毎日が「未来」を作ります」とお話しされました。