「UITEMATE」が合言葉! ~水生生物調査と着衣水泳~
小学校の夏休み初日となる令和3年7月21日(水)、
「咸宜っ子体験教室」の第3講を開催しました。
今回の活動は2部構成。
まずは「地域の川はキレイな川? ~水生生物調査による環境学習~」と題して開催。
講師には日田市環境課の方に来ていただき、花月川の水質調査を行いました。
まずは挨拶をして、活動の説明をしていただき、
早速川に入って、活動スタート。
最初に川の石を裏返して、どんな生き物がいるのか調べます。
ピンセットや筆を使いながら、いろんな生き物を採集しました。
生き物が集まったら、図鑑で生き物の名前を調べました。
またパックテストで、COD(科学的酸素消費量)とpH(水素イオン指数)を調べ、
水の透視度も調べました。
住んでいる生き物やパックテストの結果から、
花月川は「きれいな川」と判断できた班が多かったようです。
そして、これからもきれいな川を維持するために、一人ひとりができることを考えました。
皆さん実践していきましょうね!
続いては第2部、「着衣水泳」を行いました。
前回に引き続き「わかみやコミュニティケアセンター」の出前講座を依頼し、
講師に見月和哉さんに来ていただきました。
「着衣水泳」とは、服を着た状態で泳ぐことではなく、
服を着た状態で浮いたり、移動したりする動作で、
水難事故から自分の身を守る技術ということです。
さて、川や湖、海などの水の中に、もし落ちてしまったら?
そんな水難事故への対処法として、世界的に注目されている合言葉が
「UITEMATE」(浮いて待て)だそうです。
名前のとおり着衣のまま水面に浮いて救助を待つことで、
その方法を教えていただきました。
また、ほかの人が溺れていた時にどんな行動をとればいいのか、
浮き輪代わりになる身近なもの、
絶対にやってはいけないことなど説明していただきました。
これからの暑い時期、水難事故への対処法としてとっても為になる活動でした。
最後に、「お家の方にも教えてくださいね!」と先生からのメッセージ。
大切な命を守るためにもぜひ知っておきましょう!
最後にちょっとだけ自由時間。
コロナの影響でプールが使用できず、久しぶりの水遊びだったのではないでしょうか?
みんな、楽しそうに川遊びをしていました♪