中津干潟ってすごいところ! ~秋の自然観察会~
令和3年11月17日(水)、「みどりの教室」の今年度最後の講座を開催。
今回はのブログは、研修旅行の午後の活動です。(午前中の活動は前回のブログで)
昼からは、中津干潟について学習と観察会を行いました。
まずは、新中津市学校での学習。
講師は、「NPO法人 水辺に遊ぶ会」の事務局長、山守 巧さんです。
中津干潟には豊かな自然と生物が残っており、
その生物の紹介や干潟の価値・役割など、
そして中津干潟や世界の海で起こっているゴミ問題をはじめとする環境問題、
さらに、水辺に遊ぶ会の取り組み等を説明・紹介していただきました。
中津干潟は、大潮時には沖合約3kmあたりまで歩いて行くことができ、
カブトガニに代表される希少生物もたくさん住んでおり、
さらに、有明海や八代海に次ぐ渡り鳥の大規模飛来地だとういことで、
とってもすごい所なのだそうです!
訪れた前日には鶴も干潟に来ていて、大分県ではとても珍しいことだそうです。
説明を受けた後は、実際に中津干潟に行ってみました。
時期的にカブトガニや、前日は確認できた鶴はいませんでしたが、
たくさんの渡り鳥を確認することができました。
午前中の紅葉の綺麗な自然、午後からのいのちあふれる干潟の自然。
でも地球温暖化やゴミ問題などで、どちらの自然も失われつつあります。
自然を守るために何をしたら良いのか?
「みどりの教室」が考えるきっかけとなってくれたのではないかと思います。
紅葉の魔林峡・猿飛千壺峡・一目八景 ~秋の自然観察会~
令和3年11月17日(水)、「みどりの教室」の今年度最後の講座
研修旅行を開催しました。
今回は、「秋の自然観察会」と題して、中津市に行ってきました。
最初に訪れたのは、
山国町の魔林峡(まばやしきょう)と猿飛千壺峡(さるとびせんつぼきょう)。
猿飛千壺峡とは、長い年月をかけ、自然の激しい渓流が造りあげた
大小無数の甌穴(おうけつ)群。
国の天然記念物に指定されており、
下流に行くと、山国の「高千穂」とも称される魔林峡や念仏橋があります。
今回は、魔林峡から猿飛千壺峡まで、紅葉で綺麗に色づいた遊歩道を歩きました。
続いては、一目八景。
一年中、鮮やかな景観を見せてくれる深耶馬渓の中心地です。
駐車場から展望台まで、いろんな植物を眺めながら歩いていきました。
展望台では、紅葉が色づいた岩峰群を一望することができました。
ここまでが、午前中の活動です。
午後からの活動は、次のブログで!
みどりの教室 ~秋の自然観察会~ 参加者募集中!
咸宜公民館で開催している環境学習講座「みどりの教室」。
今年度最後の講座は研修旅行、11月17日(水)に開催予定です。
今回は定員に余裕があるため、一般の方からも参加者を募集しています。
下記の内容で計画しておりますので、皆さん参加しませんか!
◆ 日時 :令和3年11月17日(水)午前8時30分~午後5時
◆ 内容 :【自然観察】猿飛千壺峡 ⇒【自然観察】深耶馬渓 一目八景
⇒ 昼食 ⇒【学習・自然観察】中津干潟 ⇒ 道の駅やまくに
※ 集合・解散は咸宜園前バス停です。
◆ 参加費:2,000円(昼食代含む)
◆ 対象 :咸宜地区在住の方
◆ 募集人数:5名程度(定員になり次第締め切ります)
お問い合わせ・お申し込みは、咸宜公民館までご連絡ください。
生物多様性ってなんだろう?? ~みどりの教室~
咸宜公民館で開催している環境学習講座「みどりの教室」。
第3講をR3年10月18日(月)に開催しました。
今回は、NPO 法人おおいた生物多様性保全センターの森田祐介さんを講師に招き、
「生物多様性ってなんだろう??」と題しての講演会でした。
なんとなく聞いたことのある「生物多様性」、
詳しく教えていただき、理解することができました。
現在は、多くの野生動植物が絶滅の危機にあり、生物多様性の危機だそうです。
これは人類の未来を左右するほど重要な事とのこと。
今回の参加者は、生物多様性と共生する必要性を感じてくれたようです。
途中、クイズを交えながらの講演、成績優秀者は賞品を頂きました。
地球を守るための第一歩 ~みどりの教室 第2講~
咸宜公民館で開催している環境学習講座「みどりの教室」。
第2講をR3年9月27日(月)に開催しました。
今回は、環境省環境カウンセラーの綿末しのぶさんを講師に招き、
「地球を守るために家庭でできる第一歩 ~3Rと環境問題、SDGsを考えよう~」
と題しての講演会でした。
最近よく耳にするけどよく知らないSDGs。このSDGsについて詳しく教えていただき、
3R・食品ロス・マイクロプラスチック問題を中心に、
SDGsを関連付けながら環境問題についてわかりやすく説明していただきました。
教えてもらった地球温暖化対策は具体的なもので、
参加された皆さん早速取り組みたいと思ったようです。
「おかえりモネ」から何を学ぶ?「みどりの教室」スタート
咸宜公民館で開催している環境学習講座「みどりの教室」。
1回目の講座を R3年9月6日(月)に開催、
「「おかえりモネ」に学ぶこと ~地球温暖化が気候に及ぼす影響~」と題して、
気象予報士の花宮廣務さんに講演していただきました。
地球温暖化により、日田・日本・世界の気温上昇がどれぐらいあるのか、
地球の気温上昇を人に例えるとどれぐらいの高温なのか、
どれぐらいの食材を無駄にしているのか、
温暖化の原因は何か、温暖化を抑制するために何をすればよいのかなど、
具体的な事例をあげながら、わかりやすく説明していただきました。
「気象・3R・生物」について、「みどりの教室」募集中
公民館で開催する環境学習講座「みどりの教室」、只今参加者募集中です。
今年度は、9月から10月にかけて3回の座学を、
「気象」「3R」「生物」をテーマに学習していきます。
また、コロナの状況によりますが、研修旅行を計画致します。
詳細は募集チラシをご覧になってください。
参加希望の方は募集チラシの参加申込書に記入後、公民館までご提出ください。
なお募集チラシは、広報ひた8月1日号と一緒に咸宜地区の全世帯に配布予定です。
自然災害の脅威を学ぶ ~天瀬町 豪雨災害からの復興~
R2年11月11日(水)、環境学習講座「みどりの教室」の第4講を開催しました。
今回は「自然災害の脅威を学ぶ ~天瀬町 豪雨災害からの復興~」と題して、
天瀬町への研修旅行。
まずは、天ケ瀬温泉未来創造プロジェクト(あまみら)の近藤真平さん、
NPO法人リエラの松永鎌矢さんに講師をお願いし、
あまみらさんとリエラさんが活動している旧あまがせ保育園で、
令和2年7月豪雨で被害に遭った天瀬町の当時の状況や
現在の復興に向けての取り組み等をお話していただきました。
その後、現地のフィールドワーク。
温泉街のあちらこちらに災害の爪痕は残っており、
完全な復興までにはまだまだ時間がかかりそうでした。
地域おこし協力隊員として移住してきた近藤さんが
昨夏オープンしたばかりのカフェバーも大きな被害を受けていました。
自然災害の脅威を改めて思い知らせれるとともに、
現地の方はもちろん、
たくさんの方が天瀬復興に向けて行動を起こしていることがわかりました。
自然災害への備え、災害を起こさないための環境保全、
そして、天瀬復興に向けて協力できればと思います。
お昼からは、天瀬の自然見学。
天瀬三爆と呼ばれる、桜滝・慈恩の滝・観音の滝を見学しました。
異常気象について ~環境問題と私たちの生活~
R2年10月19日(月)、環境学習講座「みどりの教室」の第3講を開催しました。
講師は、前回に引き続き大分県環境教育アドバイザーの田中純二さんです。
「異常気象について ~その2~ 環境問題と私たちの生活」と題して、
熱中症や廃プラスチック、PM2.5、SDGsなどについてお話していただきました。
異常気象について ~地球温暖化と私たちの生活~
咸宜公民館で開催している環境学習講座「みどりの教室」。
第2講をR2年10月12日(月)に開催しました。
今回は、大分県環境教育アドバイザーの田中純二さんを講師に招き、
「異常気象について ~その1~ 地球温暖化と私たちの生活」と題しての講義。
地球温暖化は人間活動の影響が主な要因であり、
その影響は、気候・植物・食糧生産などに影響を及ぼしていること。
今後、今世紀後半に温室効果ガス排出量を実質ゼロにすることが必要であり、
そのために私たちは行動を変え、
社会の低炭素化につながる選択が必要であるとお話していただきました。