咸宜公民館 ぶらり「豆田まちあるき」のお知らせ
咸宜校区には、日本遺産「咸宜園」があります。
江戸から明治という日本の黎明期に5,000人もの精鋭がここから巣立っていきました。
寅之助、求馬、淡窓と名を変えて、淡窓先生は門下生と寝食を共にしながら多くの教えを後世に残しました。
現代の咸宜園から江戸時代へとタイムスリップしてもらう授業、ぶらり「豆田まちあるき」を開催いたします。
主 催 咸宜公民館(協力 咸宜園教育研究センター)
日 程 9月25日(日)
集合場所 咸宜公民館
内 容 廣瀬淡窓のお話しと豆田まち歩き
日 程
午前9:00~9:15 日程説明
9:15~10:15 まち歩き
10:15~10:45 休憩・講話(豆田まちづくり歴史交流館にて)
10:45~11:45 まち歩き
11:45 咸宜公民館 解散
まち歩きコース 咸宜園跡、長生園(廣瀬淡窓墓)
廣瀬資料館、長福寺、桂林荘公園(予定)
定員:30名(定員になり次第締め切ります)
参加費:300円(当日徴収) ※参加賞があります。
ボランティアが見た自然災害の脅威と人々~寿考教室
6月15日、咸宜公民館にて、寿考教室第1講を開催し、本年度の会員62名中53名が出席しました。
講座内容は「防災講座」で、現在「災害サポートユニットチーム大分」で活躍する日田市の梅山忠信さんを講師に招き、「ボランティアが見た自然災害の脅威と人々」というテーマで講演をおこないました。
梅山さんは、災害時のボランティア活動をはじめて30年あまり。国内では奥尻島地震、阪神大震災、雲仙普賢岳、東日本大震災など数々のボランティア活動をはじめ海外の大災害でも救援活動などを行っています。
講演では、実際に災害の現場を見てきた目線から自然災害の脅威を語り、「災害グッズなど揃えていても震度7の地震がきたら持ち出せないこともある。身ひとつでよい。命が助かればなんとかなる。突然の災害がきても命だけは守れるよう、日頃から色んな想定を考えて、命を守れるよう準備しておきましょう。」とおはなししました。
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講演の最後は梅山さんの演奏にあわせて歌を歌いました☆彡
食育講座「発酵食品を効果的に取り入れよう」~寿考教室
2月24日(水)、咸宜公民館寿考教室第8講を開催し、42名の受講生が聴講しました。
テーマは食育で、福岡市在住の料理研究家、宮成なみさんを講師に迎え「発酵食品を効果的に取り入れよう」と題し、講演を行いました。
宮成なみさんは、現代の医学では治すことのできない難病「結節性多発周囲炎」を持って生まれ、16歳で発症。
5年以内に8割が亡くなる病気で、医者に社会復帰は断念を告げられました。同時に「唯一病気の進行を遅らせる方法が食事療法」という言葉に希望を託し、7年半に及ぶ闘病生活の末、不可能だと言われた社会復帰を果たしました。
「今、食べたものは命で、命が私の命になって、私の未来を作るんだ」と、ごはんの可能性と素晴らしさに感動し、料理研究家になりました。
現在は1週間に3回、1回に6時間の透析を受けながら、講演・講座や、テレビ・ラジオなどのメディア出演、レシピ作成ほか料理研究家として活躍されています。
本日も、透析の日程を調整して日田に来てくださいました。
宮成さんのおばあ様が教えてくれたこと「お金か、手間か、時間か、知恵か、どれかひとつにかけると美味しいごはんは作れるとばい。そして、お金がなくても美味しい料理は作れるように、病気で体力がなくても幸せな人生は作れるとばい。」
今、「健康食品、塩こうじや、フルーツ酵素とかいろいろなものが流行っていますが、自分の生活に根付いて、日本人に合う、頑張らずに無理なく知恵をかけて続けられる食事をすればよい。」
「昔から『おみそ汁』のことを『おみおつけ』といいますが、漢字で『御御御』と書きます。三つの御恵みが入っているから。
『海のめぐみ』ミネラル『山のめぐみ』ビタミン『大地のめぐみ』発酵食品」
講座では、マグカップがあればできるおみそ汁「マグみそ」を紹介していただき、参加者全員で作って試食しました。
最後に宮成さんの言葉
「幸せは冷蔵庫のようなもの。料理上手は冷蔵庫にあるものでぱぱっと美味しい料理を作ります。食材がないから作れないと言っていては、いつまでたっても美味しい料理はできない。幸せも同じ。あれがない、これがないと言っていてはいつまでも幸せにはなれない、今あるもので幸せを感じてください。」
宮成さんの前向きに生きるエネルギーを貰った講座でした。
今日という一日が笑顔でいられるように~すずめの学校
2月4日、すずめの学校1班の活動がありました。
本年度、田島2丁目自治会が町内公民館にて「すずめの学校」を立ち上げ、本日はその視察に田島2丁目自治会長はじめ指導者有志の方々が見学に訪れました。
「高校三年生」の曲にあわせて体操をした後、大正琴の伴奏に合わせて、「冬景色」を歌いました。
もう一曲、まだ指導員さんが大正琴伴奏を練習中ですが、NHK連続テレビ小説「あさが来た」の主題歌「365日の紙飛行機」をさわりの部分だけ皆さんと一緒に合唱しました。
人生は紙飛行機
願い乗せて飛んで行くよ
風の中を力の限り
ただ進むだけ
その距離を競うより
どう飛んだか
どこを飛んだか
それが一番大切なんだ
来月までには伴奏をばっちり練習、フルコーラスで歌えるといいですね。
今年もサンタがやってきた~すずめの学校 2班
12月24日、認知症予教室「すずめの学校」2班の活動がありました。
歌は「冬景色」「たき火」を受講生で合唱、簡単な計算と音読、漢字書き取り、先週あった出来事発表の後、
クリスマス会を行いました。去年に引き続き今年もサンタさんの登場、受講生にプレゼントを差し上げました。
「日田の義民 穴井六郎右衛門」
12月16日、寿考教室第6講で、歴史講座「日田の義民 -穴井六郎右衛門」をテーマに講演を行いました。
講師は熊谷洋一郎さんで、受講生39名が聴講しました。
江戸時代、穴井六郎右衛門は庄屋の長男として天瀬町馬原に生まれました。
凶作に備え、水路の改修などを積極的に行い、農民たちの厚い人望を集めていました。
そんな中、八代将軍 徳川吉宗が享保の改革を進め、日田代官として岡田俊惟が着任。
岡田代官は、凶作の際に農民を救済するために取っておく「助合穀」を、商人に売って自らの利益にするなど、身勝手な政治を
展開。
凶作で食べるものに困り苦しんでいる農民を目の前にした六郎右衛門は、私財を投げ打って食料を配ったり、年貢のとりたてを
緩めるよう代官に訴えましたが、聞き入れてもらえません。
そこで、江戸幕府に赴き直訴、幕府は日田に検使を派遣し、幕府から岡田代官の悪政が認められました。
10か月間幕府によって投獄されていた六郎右衛門は釈放され、日田に帰郷できましたが、幕府に直訴するというのはご法度、
おきてを破ったということで処刑されました。
世のため人のために、自分の命を投げ打った六郎右衛門の碑は亀山公園に、お墓は財津町の龍川寺にあります。
すずめの学校 忘年会
12月3日、すずめの学校 第1班の忘年会を行いました。
タオル体操、歌、計算、音読、漢字書き取りなどを行ったあと、お弁当を会食。
受講生から、詩吟などの出し物があり、にぎわいました。また受講生には
少し早いですが、クリスマスプレゼントがありました。
高齢者交流グラウンドゴルフ大会を開催しました
11月4日、咸宜公民館主催による「高齢者交流グラウンドゴルフ大会」を、萩尾公園で開催し105名の地域の高齢者が参加しました。
朝は冷え込みましたが、日中は快晴、3ゲーム回り、楽しくスコアを競いました。
上位5位までの入賞者。優勝者は昨年度より連勝でした。
最高齢者賞の表彰も行いました。女性85歳、男性90歳です。
グラウンドゴルフは足腰を鍛えられる、スコア付けで頭も使う全身運動です。日頃からグラウンドゴルフをされている高齢者がお元気でいらっしゃるのが良く分かりました。
博多の歴史と文化に触れる~寿考教室
9月16日(水)、咸宜公民館「寿考教室」受講生40名で、博多の歴史と文化に触れるバス研修を行いました。
午前中は、博多山笠の文化や暮らし、福岡藩(黒田藩)の歴史などを紹介する「博多町家ふるさと館」と、真言宗九州教団本山で、日本最大級の木造大仏「福岡大仏」や、黒田藩2代、3代、8代藩主のお墓がある「東長寺」を訪れました。
午後からは博多の食「辛子明太子」作り体験を行い、それぞれ異なる調味料で「オリジナル明太子をつくりました。
「まだ後で・・」じゃもう遅い、「遺言」するのは「今でしょう!」
7月15日(水)、咸宜公民館「寿考教室」第2講を開催し、40名の受講生が参加しました。
テーマは「相続と遺言」。日田公証役場の武下満さんに講演をいただきました。
ある方が亡くなったとき、「相続」の方法には、「遺言相続」と「法廷相続」があります。「法定相続」は、遺言がない場合において民法が定めたルールに従って相続が行われます。
遺言がないときの相続手続きは、個々の遺産を誰が相続するか、不動産預貯金などの名義変更について等を、相続人全員の話し合いによって合意しなければなりません。
また諸手続きに相続人全員の印鑑が必要など、手続きが面倒であったり、もめごとの原因になったりすることが多いようです。
一方、遺言には「自筆証書遺言」と「公正証書遺言」とありますが、「自筆証書遺言」では、紛失、変造、方式不備により無効になるケースがあります。
公証人が遺言の口述内容を公正証書に記入する「公正証書遺言」を作成しておけば、原本は公証役場が保管、変造の恐れもありませんし効力は絶対的です。(遺言相続が優先される、遺言があればその遺言のとおりとなります)
ただし、被相続人が認知症などの場合は遺産分割協議などができないため、後見人を選任しますが、それには多額の費用がかかります。
人は、いつ、どこで、何が起こるかわかりません。高齢となって認知症になっては自分の意思で遺言はできません。
「遺言はいつするの?」「今でしょう!」