防災教室~地震体験車(ユレルンダー)体験~
10月8日(金)に防災教室として、地震体験車(ユレルンダー)の体験を
行いました。
防災教室として講演会なども考えておりましたが、新型コロナウイルス感染症
拡大予防として密にならないように、今年度は各自治会長さんや自治会の防災担当の方、
また自主学習教室参加者の皆さんに地震体験を行っていただくようにしました。
地震体験車(ユレルンダー)は大分県が所有しており、南海トラフ巨大地震等に
備え、地震発生時の安全確保や津波からの早期避難の徹底を図り、併せて
住宅の耐震化や家具の固定等の地震防災対策を一層推進することを目的に
各市町村に貸出して運用されております。
当日は日田市役所防災危機管理課の職員さんが運転・操作を行って下さいました。
体験できる地震は震度2~7までの他に、過去に大きな被害をもたらした関東大震災や
阪神淡路・大震災、東日本大震災。また将来、大分県に大きな被害をもたらすことが
想定されている南海トラフ地震や別府湾地震、周防灘地震などが体験できます。
朝9時から早速順番に体験していただきました。
桂林地区の防災士の方々と報道関係の方々も体験していただきました。
当日は自治会長さんはじめ自主学習教室生や桂林地区社協のみなさん、
自主学習教室生など計54名の方に体験していただくことができました。
なお体験していただいた方には、地震の時の10のポイントと
災害に備える準備物が載っている資料、災害時に水だけで食べられる
アルファ化米と5年間賞味期限がある『えいようかん』をお渡ししました。
短い時間ではありましたが参加者さんからは、もう一度家具の
配置を考え家具転倒防止対策を行うように気をつけます。や、災害時の
避難道具などの見直しをしておきます。体験できて良かったです。
などの感想が聞かれました。
皆さんも一度自宅の中の家具の配置を見ていただき、危ない箇所は
固定具を取り付ける、地震時にはロックのかかる扉を付けるなど点検を
行っていただきたいと思います。
地震は突然やってきます。
その時、やっておけばよかったとならないように、日頃から対策を
とっておいていただけたらと思います。
ご参加いただいたみなさん、日田市役所防災危機管理課の職員の方
ありがとうございました。