女性セミナー・寿考教室最終講~糸掛け曼荼羅体験~
3月15日(火)に女性セミナー最終講、17日(木)に寿考教室最終講として
講師に吉井淑美先生をお招きして、糸掛け曼荼羅体験を行いました。
糸掛け曼荼羅は、板の上にピンや釘を打ち、そこに規則正しく糸を
かけて模様を作っていくものです。その際に色と数または素数を
掛け合わせていきます。手先を使い、数を数え、色を楽しみ
創作する、達成感を得られるなどあらゆる感覚が刺激されます。
今回は16個ピンを打った焼き杉を用意していただきました。
はじめに板の4方向に目印となるシールをはっていきます。そして
4回糸を変えるので、好きな色を4色選んでいただきました。
はじまりのピンに10㎝ほど残して糸を固結びします。
結んだピンから左のピンに右巻きで1回巻き付けます。最初のピンに
戻ってきて右巻きで1回巻き付けます。次は最初のピンから左に2つ目の
ピンに右回りで1回巻きつけて最初のピンに戻って右回りで1回巻きつけます。
これを繰り返していき、4つめ、8つめ、12こ目で糸を変更して
作っていきました。
板が暗めの色だったこともあり、発色の良い明るい糸でつくられた方が
多かったです。
はじめは時間がかかりましたが、慣れてくると順調に糸をかけれるように
なり、早い方は、1時間かからずできあがり、他の方に教えてくださってる方も
いらっしゃいました。
今回は基本のかけ方を教えていただきましたが、上手になってくると
いろんな模様を作成することができるようになるそうです。
糸のかける順番や使う板、板を置く方向などで印象ががらりと変わります。
季節や気分によって飾り方を変えたりできるのも、糸掛け曼荼羅の良さだそうです。
本当はバス研修を予定しておりましたが、新型コロナ感染拡大により開催することが
できなかったため、今年度はこの講座で最後となりました。
来年度も皆さんの要望などを伺いながら、学習を進めていきたいと思います。
ご参加いただきましたみなさん、ありがとうございました。
来年度の参加もお待ちしております。