環境学習第3講【グリーンコープ生協おおいたさんの環境に対する取り組みについて】~R5.10.30~
10月30日(月)に環境学習第3講として、グリーンコープ生協おおいたさんを
講師にお招きし、環境に対する取り組みを教えていただきました。
日本は食物の30%を輸入に頼っており、現在は外国の戦争などで物価高や
ガソリン代などの高騰が続いています。輸入に頼っていてはこのような諸外国の状況に
生活を左右される状況が続くので、どうすればよいのかと考えたそうです。
そして30年ほど前に、安心安全に生活するために、また環境に対する取り組みを
楽しみながらやれるように活動を始めたそうです。
そして、グリーンコープ生協おおいたさんは組合員さんが集まって独自にやっている
専門委員会があり、この日は平和・環境委員会の西田さんが石鹸の取り組みについて
説明してくださいました。
1960年代に洗濯機の普及とともに合成洗剤が増え、泡公害が発生しましたが、その
公害による水や環境への懸念から石鹸運動がはじまったそうです。
グリーンコープでは予防原則に基づき、疑わしいもの、良く分からないもの、
はっきりしないものは使わないとしており、使った後も環境に優しく分解されるものしか
使用しておらず、また現在の匂いによる香害にならないように、自然の香りを使った
石鹸を作っているそうです。
その他にも、楽しく学べるようにメーカーさんに来ていただき、実際に石鹸を作る体験や
夏休みには親子で体験できる別府湾清掃船体験として船に乗船して、海のゴミを取る
作業の見学を行っているそうです。
現在グリーンコープでは、4R
①refuse(断る)
②reduce(減らす)
③reuse(再利用)
④recycle(リサイクル)
の活動に取り組んでいるそうです。
自分だけ良ければ。。。というのではなく、これから先の世代の事を
考えて行動する人が増えていってほしいとおっしゃっていました。
最後に、グリーンコープの牛乳がどれぐらい生乳に近いかの実験を
①朝しぼりたての生乳
③グリーンコープの牛乳
③市販で売っている紙パックの牛乳
を使って行いました。
目で見て結果が全然違ったので、みなさん驚かれていました。
環境というと大きなこと、難しいことのように感じてしまいがちですが、
できる範囲で、楽しみながらやっていけるといいなと感じる講座でした。