環境学習バス視察研修【佐賀県東よか干潟ビジターセンターひがさす見学】~R5.11.30~
2024-01-12
11月30日(木)に環境学習事業参加者の皆さんで佐賀県東よか干潟ビジターセンター
ひがさすに行きました。東よかの干潟は国際的に重要な湿地として
2015年にラムサール条約に登録されています。干満差が6メートルあり
日本の干潟の40%が東よかの干潟にあたります。
この場所は繁殖地であるシベリア、アラスカからオーストラリアのちょうど
中間点にあることから、100種類以上の渡り鳥が訪れ、シギ、チドリ類の
渡来数は日本一を誇るそうです。また、干潟にはムツゴロウやワラスボ、シオマネキなど
泥干潟特有のユニークな生き物が多く生息しており、ひがさすではそういった
貴重な生き物の展示のほか、干潟の保全や東よか干潟の美しい四季を
映像で見ることもできます。また当日はパノラマ展望台から
渡り鳥や赤く色づいた国内最大の群生地であるシチメンソウを見ることができました。
午後は、多久まで移動し西渓公園の散策と併設している郷土資料館の見学を
行いました。紅葉には一歩遅かったですが、きれいに整備された公園で自然を
感じることができました。また、郷土資料館では江戸前期から昭和前期までの
絵図を展示する『京都絵図』展が開催されており、短い時間でしたが
学芸員さんから説明を受けながら、展示見学を行いました。
今年度はこれが最終講となりました。学習したことを身近な場面から
取り入れていただければ幸いです。
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