ぶらりと歩こう会・チャレンジスクール合同事業『桂林地区の史跡を散策しよう』

    2021-01-29

     1月16日(土)にぶらりと歩こう会参加者のみなさんと、チャレンジスクール参加児童で
    桂林地区の史跡の散策を行いました。
     はじめに桂林公民館を出発して、大原神社へ。
     大原神社は天瀬町馬原に出現した八幡神を元宮に祀ったことから始まり、
    元和10年(1624年)現在の位置へ還座されました。
    本殿や拝殿など江戸時代に建築されたものが多く残っています。
     お参りが終わった人から、上城内八坂神社へ行きました。
     上城内八坂神社は歴史が古く、1624年に森藩主久留島通忠公が再建したものと
    棟札に記してあります。昭和16年に築造された玉垣の寄付趣意書によれば隈と豆田のよりも
    はるかに古く創建された神社とされています。
     
       

     その後は桂林小学校奥にある、丸山古墳を見ながら、永興寺に行きました。
     丸山古墳は山を削りだして造ったと考えられており、古墳時代中期の5世紀頃作られた
    竪穴式石室を持つ円墳と考えられています。直径が20m、高さが7mあります。
    昔は歩いて近くまで行けていたようです。
     永興寺ではみんなで上まで上がり、鐘をつきました。日田が一望できるほど見晴らしも
    良かったです。永興寺の宗派は浄土宗で、大蔵永弘が長和3年(1014年)に建てたものと
    言われています。予約をすれば11面観音像、毘沙門天像、四天王像の8体の木造仏像があり、
    平安時代から鎌倉時代にかけて京都や奈良の仏師が作った仏像群を見ることができます。

         

       

     それからは永山城跡に向かいました。
     永山城跡は下が綺麗に整備されており、上に登るのが難しい方は
    下で休憩していただいてました。
     きれいな石段ですが、数が多く、結構きつく感じました。
     登ってみるととても広々としており、豆田の町並みや亀山公園などが見え
    とても見晴らしが良かったです。
     地元の方が順番で週末に掃除をされているとのことで、落ち葉など
    少なく、ごみも見当たらずとてもきれいでした。感謝感謝です。
     永山城は鎌倉時代あたりから元となる城が築城されており、小川光氏が
    1601年月隈山に丸山城を築城し、その後1616年石川忠総によって
    永山城と名を改めたそうです。
     築後数十年で廃城となるも明治時代には日田県庁としても利用されたようです。

       

       

       

         

     その後は豆田町を通り、桂林公民館まで戻ってきました。
     桂林公民館に戻ってからは、桂林食推協のみなさんの
    ご協力のもと、ぜんざいを振る舞っていただきました。
     疲れた体に甘さがしみわたり、とても美味しかったです☆
     ありがとうございました♪
     出発時にはちらついていた雨もやみ、途中からは汗が出るほど温かくなりましたが、
    けがもなくみなさん無事に帰ってこれました。
     スタート時は先頭を行っていた子ども達も、ゴールの時は最後方を
    歩いていましたね。お疲れ様でした。
     歩こう会のみなさん、チャレンジスクール参加児童、ぜんざいづくりをお手伝い
    いただいた食推協のみなさん、ありがとうございました。

       

     
       

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