環境学習バス研修~八丁原地熱発電所~
12月8日(水)に環境学習最終講として九重町にある日本最大の地熱発電所、
八丁原地熱発電所に研修に行きました。
はじめに展示館で八丁原地熱発電所の仕組みを大まかに説明いただきました。
蒸気井でマグマで熱くなった地下水をくみ上げ、蒸気と温水を分離させ蒸気で
タービンを回し電気を作っているそうです。また地熱発電は化石燃料を一切使わない
クリーンなエネルギーで環境にとても優しい発電だそうです。
説明を聞いた後は実際の汽水分離機やタービンなどの施設を見学しました。
地熱発電所を見学した後は、講座の第2.3講に来ていただいたTAO塾波多野毅先生が
運営しているリトリートカフェで昼食です。オーガニック食材を中心に大豆ミートで
作った唐揚げやカボチャや玉ねぎなどの野菜のみで作ったコンソメスープ、
赤米、緑米などが入った雑穀米、豆乳で作ったグラタン、
麻の実をあえたきんぴらレンコンなど体に優しい食材で
お腹いっぱいになりました。日本ミツバチ養蜂、玄米ぽんせんなど波多野先生の
講談調のお話しも弾み、学習も兼ねながら楽しい時間を過ごしました。
昼食の後は北里柴三郎記念館に行きました。
北里柴三郎は小国町出身で破傷風や結核、ペストなどの伝染病の研究に
携わり近代医学に大きな足跡をとどめ、公衆衛生、医学教育、
医療行政の発展に大きく貢献されました。また、2024年には
新千円札の肖像にも選ばれています。
生家や文庫、貴賓館などが整備されており、当時使用していた
顕微鏡なども展示されていました。
今年度の環境学習はこれで終了となりますが、来年度も引き続き
環境学習を行っていく予定です。
一人一人の少しの行動が大事なことだと学びました。
学んだ事を普段の生活に取り入れていただきたいと思います。