寿考教室第7講『転倒防止体操』~R5.2.15~
2月15日(水)に寿考教室第7講として講師にわかみやコミュニティケアセンターの
道田先生をお招きして、『転倒防止体操』を行いました。
先生は現在デイケアで理学療法士として働いていらっしゃいますが、
デイケアは身体機能をあげたり、家で生活するためにできることを
中心にリハビリを行っているそうです。そしてデイケアなどに
来ていらっしゃる方は、要介護認定をうけているのですが、
要介護の状態になる原因の主な3つは
①脳卒中
②認知症
③骨折
だそうです。
要介護状態にならないように健康寿命を延ばすには予防をするのが
一番で、そのための運動を生活に取り入れていきましょうとのことでした。
また運動も週に1回1~2時間集中して行うよりも、毎日10分~15分動く方が
良いですとのことでした。
講話の後は実際に体を動かしていきます。
肩回しと内回しを10回ずつ、もも上げや足伸ばし、足指を曲げるなど
椅子に座りながらやれる運動を主に行いました。
また転倒予防には身体機能と認知機能の両方が大事で、同時に2つの事を
行う運動が良く、実際にみなさんでやってみました。
毎日ウォーキングをするのも良いですが、転倒防止にはやることに
意味を持たせる『活動』を意識することが大事だそうです。
例えば掃除洗濯炊事などの生活の維持がこの活動にあたります。
料理する順番を考えて炊事する。洗濯物をどのように干すか考える。
要領よく掃除をするなど、歩数よりも頻度を意識して行動することを
頭で考えながら生活することが大事です。とのことでした。
お家の中でもできることがたくさんあることが良く分かりました。
今日の運動を続けて、健康寿命をのばしていきましょう。