寿考教室第7講【人権学習会手話体験】~R6.2.21~
2024-03-19
2月21日に寿考教室第7講として大分県聴覚障害者協会の方を講師に
お招きして、手話体験を行いました。
はじめに、生まれつき耳の聞こえない方や事故、病気などで
聞こえなくなる中途失聴者の説明、補聴器を使えば聞き取れる方など
それぞれみなさん違いはあるものの、総じて聴覚障害者と呼ぶことなど
教えていただきました。
そして、コミュニケーションの方法もたくさんあり、それぞれ特徴を
教えていただきました。
①手話・・・手の動きや表情などを使って話をする方法
②指文字・・日本語の『あ』~『ん』を一文字ずつ手の形で表す方法
③口話・・・口の動きで話を理解する方法
④筆談・・・紙などに書いて話をする方法
⑤空書・・・空間や手のひらに文字を書く方法
⑥身振り・・実際の動作や物の形で表す方法
指文字では手話にない固有名詞を表したり、筆談は短く区切って書く方が良い。
空書は単語、ひらがななど簡単なものは自分から見ての字で良い。など
詳しく教えていただきました。
また日常の困りごととして、ちょっとした話しや、聞きたいことが
聞けない、ドライブスルーができない、ホームや車内のアナウンスが
聞こえないなどをおっしゃっていました。
一通り説明を聞いたあと、あいさつなどの簡単な手話を体験し
最後には自己紹介まで手話で行いました。
手話を覚えるのは難しいですが、身振り手振り、筆談、
携帯などを使い、コミュニケーションを取ることはできると
思いますよ。とのことでした。
今日の学びをぜひ活かしていってほしいと思います。