ぶらりと歩こう会・チャレンジスクール合同事業『桂林地区の史跡を散策しよう』
1月16日(土)にぶらりと歩こう会参加者のみなさんと、チャレンジスクール参加児童で
桂林地区の史跡の散策を行いました。
はじめに桂林公民館を出発して、大原神社へ。
大原神社は天瀬町馬原に出現した八幡神を元宮に祀ったことから始まり、
元和10年(1624年)現在の位置へ還座されました。
本殿や拝殿など江戸時代に建築されたものが多く残っています。
お参りが終わった人から、上城内八坂神社へ行きました。
上城内八坂神社は歴史が古く、1624年に森藩主久留島通忠公が再建したものと
棟札に記してあります。昭和16年に築造された玉垣の寄付趣意書によれば隈と豆田のよりも
はるかに古く創建された神社とされています。
その後は桂林小学校奥にある、丸山古墳を見ながら、永興寺に行きました。
丸山古墳は山を削りだして造ったと考えられており、古墳時代中期の5世紀頃作られた
竪穴式石室を持つ円墳と考えられています。直径が20m、高さが7mあります。
昔は歩いて近くまで行けていたようです。
永興寺ではみんなで上まで上がり、鐘をつきました。日田が一望できるほど見晴らしも
良かったです。永興寺の宗派は浄土宗で、大蔵永弘が長和3年(1014年)に建てたものと
言われています。予約をすれば11面観音像、毘沙門天像、四天王像の8体の木造仏像があり、
平安時代から鎌倉時代にかけて京都や奈良の仏師が作った仏像群を見ることができます。
それからは永山城跡に向かいました。
永山城跡は下が綺麗に整備されており、上に登るのが難しい方は
下で休憩していただいてました。
きれいな石段ですが、数が多く、結構きつく感じました。
登ってみるととても広々としており、豆田の町並みや亀山公園などが見え
とても見晴らしが良かったです。
地元の方が順番で週末に掃除をされているとのことで、落ち葉など
少なく、ごみも見当たらずとてもきれいでした。感謝感謝です。
永山城は鎌倉時代あたりから元となる城が築城されており、小川光氏が
1601年月隈山に丸山城を築城し、その後1616年石川忠総によって
永山城と名を改めたそうです。
築後数十年で廃城となるも明治時代には日田県庁としても利用されたようです。
その後は豆田町を通り、桂林公民館まで戻ってきました。
桂林公民館に戻ってからは、桂林食推協のみなさんの
ご協力のもと、ぜんざいを振る舞っていただきました。
疲れた体に甘さがしみわたり、とても美味しかったです☆
ありがとうございました♪
出発時にはちらついていた雨もやみ、途中からは汗が出るほど温かくなりましたが、
けがもなくみなさん無事に帰ってこれました。
スタート時は先頭を行っていた子ども達も、ゴールの時は最後方を
歩いていましたね。お疲れ様でした。
歩こう会のみなさん、チャレンジスクール参加児童、ぜんざいづくりをお手伝い
いただいた食推協のみなさん、ありがとうございました。
チャレンジスクール第5講『日田杉を使ったしめ縄作り』
12月12日(土)に講師に有限会社髙村木材の髙村真理さんをお迎えして、
チャレンジスクール第5講として『日田杉を使ったしめ縄作り』を開催しました。
この髙村さんが取り組んでいる日田杉を使ったしめ縄作りは、
地元林業家と協働して、地元の木を使いながらオリジナルでつくるプロセスは、
クリエイティブな行為を通じて山側と消費者を結び、素材の面白さや奥深さを伝えている。
伝統文化を守りつつ現代の暮らしに活かす、身近な木の利用の良質な取組であるとして、
木で暮らしと社会を豊かにするモノ・コトを表彰する
『ウッドデザイン賞2020』奨励賞(審査委員長賞)を受賞しています。
はじめに髙村さんがしめ縄の編み方を教えて下さってから、準備していただいた
わらを3つに分け、しめ縄用に編んでいきました。しめ縄作りはこれが一番大事ですが、
とても難しいですよね。
子どもたちは、床に座り足で端っこを抑えて上手に編んでいましたが、
それでも難しい子は、友達と一緒に編んでいました。
その後に、今回のメイン材料である、杉の葉とひのきの葉の飾りつけです。
山でしか見たことのない杉の葉をじかに触るのははじめての子どもたちが多く、
みんなたくさん感触を確かめていました。その他にもオリーブや月桂樹の葉なども
用意していただいていたので、しめ縄に合うボリューム感などを
考えながら選びはさみで切って、銅線でしめ縄にくくりつけていきました。
その後は好きな色の花と飾りを思い思いに楽しんでつけていきました。
6年生だけあってみんな作業がとても速く、先生も驚いていました。
一人一人の個性が光るとてもきれいなしめ縄ができました☆
良い一年を迎えて下さいね♪
チャレンジスクール第4講火おこし体験
12月5日(土)に講師に九重青少年の家の渡辺さんにお越しいただき、
火おこし体験を行いました。
はじめに火が起こる原理、どんな道具を使うのか、どうゆう順番で
火をおこしていくのか説明していただきました。
また火をつける場合、ライターやマッチを使いますが、オール電化の家が
増えたこともあり、みんなライターやマッチを使ったことがないとの事で
実際にマッチを使う練習も行いました。
それからは麻紐をほどいて、火種を大きくするための準備と、枯れた杉の
枝と葉を小さくしていきました。その後、二人一組になって、木の板に小さな穴を開け、
そこに木の尖った先端をこすりつける弓切り式の方法で火を起こしていきました。
焦げた匂いがしてきたり、煙が出ては来ましたが、なかなか赤い火種にはなりません。
1時間近くやりましたが、小さい火種ができたと思い麻紐に移したりしましたが、
そこから大きな火にすることができませんでした。
そこで、昔の火打石のような道具で、マグネシウムを削ると火花が散る道具があったので
そちらで火おこしを行ってみました。
これもなかなかに難しかったですが、火花が麻紐にうつって、少しずつ空気を送り込み
なんとか火を起こすことができました。
普段は温かい部屋にいたり、温水が出る事が当たり前ですが、
火を起こすことの大変さがよくわかりましね。
寒い中でしたが、みんな夢中でよくがんばりました。
最後に起こした火でマシュマロを焼き、チョコレートを温め
おいしくみんなでいただきました。
チャレンジスクール第2講『陶芸体験』
9月12日(土)に講師に清流焼の森山修司先生をお招きして、
『陶芸体験』を開催しました。
初めに、先生が実際にコーヒーカップとお皿を作って下さいました。
それを手本に、実際に作っていきます。
一人一人新聞紙と透明の板、布と一人分の粘土をいただいてから
早速作製です。
それぞれ思い思いの形を作っていきましたが、みんな集中して取り組み、
先生たちも、とても静かに集中されていますね。とビックリされてました。
コーヒーカップは持ち手を作るのが難しく、また焼くと15%ほど
小さくなるので、大きく作りました。また、紐状にして三つ編みした
取っ手をつけた子もいました。
お皿を作る時は麺棒で伸ばすのですが、なかなかいい厚さにするのが
難しかったようです。一緒に箸置きなども作っていました。
コーヒーカップやお皿には好きな模様を入れたり、型抜きしたりと
個性豊かな1点ものができていました。
焼き上がりは1か月先になります。どんな仕上がりになるか
楽しみですね♪
チャレンジスクール第1講『水生生物調査』
8月29日(土)にチャレンジスクール第1講として、
日田市環境課の方を講師にお招きして
花月川にて『水生生物調査』を開催しました。
水の流れが少なかったものの、川の中にある石の裏には、
たくさんの生物がついていました。
2班に分かれて調査を行いましたが、多かったのは
カゲロウやカワゲラの幼虫や小魚でした。
生物採取が終わった後は、図鑑で何の生き物か確認し、また水のPHやCODを使って
水質を調べました。そして最後は水を入れた筒を使って水の透明度を図り、
花月川がきれいな川であることがわかりました。
自分たちが住んでいる地域の川を調査することで、川をきれいにすることや
環境に対する意識を持つ良い体験ができました。
~食育~一品持ち寄り交流会
チャレンジスクールでは食育の一環として、各家庭からのおすすめ料理を持ち寄って会食をしました。
子どもたちも一緒に作った料理などや、おばあちゃんの手作り料理などがテーブルいっぱいに並びました。
また、桂林地区食生活推進協議会の皆さんのご協力で、いなり寿司とスープも作ってもらい、食の大切さも伝えていただきました。
餅つき体験(チャレンジスクール)
チャレンジスクールでは、12月18日(日)に、今年も壮年会連絡協議会・桂林地区食推協の皆さんのご協力で「餅つき」をしました。
杵と臼を使って、15キロをつきました。
桂林公民館の鏡餅をつくり、あとは丸餅にしました。
桂林地区社会福祉協議会の「子育てサロン」の皆さんも見学して、つきあがったきな粉餅をみんなでいただきました。
おいしかったです!
みなさん、お疲れさまでした。
スタート!「チャレンジスクール」
平成28年度の桂林チャレンジスクールは活動をスタートしました。
4年生から6年生までで46名で、「自分たちで考え、自分たちで計画し、自分たちで協力して活動します」
開講式の後は、自分たちのチャレンジスクールのルール決めを行いました。
持ってきていいものや悪いもの等を決めて行く議論が白熱し、結論が出ないまま時間が来てしましました。
第2講の「淡窓 立志の心~夢をもつ大切さ~」 廣瀬資料館 館長の中島龍磨先生の講演を聞いたあとに行いました。
「夢をもつことの大切さ」そして「自分のためだけの夢」と「誰かのためになる夢」両方が大切であると、中島館長のお話の中にありました。
そして夢を持つことで、やる気や生活態度が大きく変わることなどを学びました。
そのお話の後に、開講式で決まらなかったルール決めを行いました。いろんな意見が出ましたが、中島館長のお話を聞いた後ということもあり、人の意見をしっかりと聞いて自分の意見を出しながら、とてもいい話し合いができました。
自分たちが自分たちで決めて行く時間を大切にチャレンジスクールはいろいろな体験活動に取り組んでいきます。その分、話し合いの時間が長くなることもありますが、この話し合いが子どもたちの成長に大きく影響すると思います。友達の意見を聞いて自分の意見も伝えることからコミュニケーション能力も高まり、協力する力や、勝手なことをしないというような態度が少しでも育つ、チャレンジスクールを目指しています。
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