寿考教室第7講【人権学習会手話体験】~R6.2.21~
2月21日に寿考教室第7講として大分県聴覚障害者協会の方を講師に
お招きして、手話体験を行いました。
はじめに、生まれつき耳の聞こえない方や事故、病気などで
聞こえなくなる中途失聴者の説明、補聴器を使えば聞き取れる方など
それぞれみなさん違いはあるものの、総じて聴覚障害者と呼ぶことなど
教えていただきました。
そして、コミュニケーションの方法もたくさんあり、それぞれ特徴を
教えていただきました。
①手話・・・手の動きや表情などを使って話をする方法
②指文字・・日本語の『あ』~『ん』を一文字ずつ手の形で表す方法
③口話・・・口の動きで話を理解する方法
④筆談・・・紙などに書いて話をする方法
⑤空書・・・空間や手のひらに文字を書く方法
⑥身振り・・実際の動作や物の形で表す方法
指文字では手話にない固有名詞を表したり、筆談は短く区切って書く方が良い。
空書は単語、ひらがななど簡単なものは自分から見ての字で良い。など
詳しく教えていただきました。
また日常の困りごととして、ちょっとした話しや、聞きたいことが
聞けない、ドライブスルーができない、ホームや車内のアナウンスが
聞こえないなどをおっしゃっていました。
一通り説明を聞いたあと、あいさつなどの簡単な手話を体験し
最後には自己紹介まで手話で行いました。
手話を覚えるのは難しいですが、身振り手振り、筆談、
携帯などを使い、コミュニケーションを取ることはできると
思いますよ。とのことでした。
今日の学びをぜひ活かしていってほしいと思います。
女性セミナー・寿考教室【日田杉を使ったしめ縄作り】~R5.12.5/13~
12月5日に女性セミナーで13日に寿考教室で日田杉を使ったしめ縄作りを
開催しました。講師は髙村木材の髙村真理先生です。
女性セミナーでは縄ないから行いました。力とコツもいる作業で
時間がかかりますね。寿考教室では先生が縄ないを行ってくれていたので、
お飾りを行いました。杉やヒノキの枝、ナンキンハゼの実やスモークツリーの花、
稲穂などたくさんの飾りを選び、配置を考えながら作成しました。
お花と向き合う時間は良い香りが漂い、集中できるいい時間になりました。
寿考教室【紙粘土細工作り】~R5.11.15~
11月15日(水)に講師に黒田幸子先生をお招きし、紙粘土細工作りを
行いました。
今回は、石鹸を使用しほのかな香りが楽しめる作品となってます。
紙粘土に薄く色づけをしてきれいな丸になるように伸ばし、その上に石鹸を
縦、横好きな方向に置きます。伸ばした粘土を石鹸を包むように真ん中に集め
縁がきれいな形になるように整えます。包む時に石鹸を置く位置によって
包む上の表情が変わっていきます。また紙粘土の色も分量によって淡い色から
強めの色まで作ることができます。
包み終わったら飾り付けです。違う粘土でリボンを作ったり、お花を飾ったり
綿なども使って飾っていきます。また突起のついた麺棒で模様などをつけました。
最後にカラフルな土台をつけて完成です。
粘土ををこねるのに少し力が必要でしたが、ほのかに香る石鹸の匂いも良く、
可愛らしい作品ができあがりました。粘土が固まれば洗うことも可能ですので、
ぜひ長く飾って楽しんでいただけたらと思います。
寿考教室バス視察研修【手すき和紙作り】~R5.10.31~
寿考教室バス視察研修として、八女伝統工芸館にて手すき和紙作り体験を
行いました。1回で4枚のはがきを作ることができ、グループに分かれ
15分~20分ずつ体験しました。
はじめに和紙の材料である木の皮を溶かしたものを簀桁(すげた)という
道具に汲み入れ、縦、横にゆすります。これを3~4回ぐらい繰り返して
厚みがでたら、木の枠を外します。好きな押し花を選びはがきの上に置いたら
乾燥に回します。30分ほどで完成するようなので、待つ間に資料館や物産館を
見学しました。
その後お昼まで時間があったので、近くの福島八幡宮などを散策しました。
福島八幡宮は、SNSなどにも度々取り上げられており、
ガチャガチャおみくじや釣り上げる鯛みくじなど、観光客のみなさんが
喜ばれるような仕掛けがありました。
お昼からは九州新幹線の筑後船小屋駅が目の前にあり、建築家の隈研吾さんが
デザインされた九州芸文館を見学しました。
お天気にも恵まれ、絶好のバス視察研修となりました。
寿考教室第3講『腸活講座』~R5.9.27~
9月27日に久留米ヤクルト販売株式会社さんを講師にお招きし、
腸活講座を開催しました。
はじめに管理栄養士さんに食事の栄養素やバランスのとれた食事の
重要性を教えていただきました。栄養素の働きとして
①エネルギーを生むもの ⇒ 例)ごはん、麺類、イモ類、油など
②体を作るもの ⇒ 例)魚、肉、豆類、海藻、乳製品など
③体の調子を整えるもの ⇒ 例)野菜類、果物類
などがあるそうです。
エネルギーを作るものは午前中に多くとる、体を作るものは主菜として
1回の食事に1皿、体の調子を整えるものは副菜として2皿ぐらいあると
理想的な食事になるそうです。
また小腸や大腸の働きや、健腸長寿のためには食物繊維、オリゴ糖、発酵食品が
必要なことも教えていただきました。
途中で健康体操や脳トレ、腸トレなども織り交ぜながら楽しく学ぶことができました。
毎日元気に過ごすためにも、筋トレだけでなく、脳トレ、腸トレも積極的に
取り入れていきたいですね。
寿考教室第2講【苔玉作り】~R5.6.28~
寿考教室・女性セミナー第2講として、講師に鯉川薫先生をお招きして、
苔玉作りを開催しました。
苔玉は乾燥したミズゴケを水に浸し、水分を絞ってから観葉植物の
根っこを包むように丸く形作っていきます。今回は2種類作りました。
はじめに観葉植物の根っこについている土を根っこが見えるぐらいまで
バケツの水で落としていきます。
ミズゴケで根っこを包んだ状態でテグスを縦、横に回していき、
きれいな形に整えます。テグスで巻くのにみなさん苦戦してましたね。
形から飛び出しているミズゴケをハサミで切り、器に乗せて完成です。
ミズゴケが涼しげで、可愛らしい作品ができました。
桂林公民館の玄関にも飾ってありますので、ぜひご覧ください♪
寿考教室第1講『防災講話と防災ブレスレット作り』~R5.5.30~
5月30日(火)に寿考教室第1講として『防災講話と防災ブレスレット作り』を
開催しました。講師の先生はNPO法人リエラの河津由美さんです。
防災講話は、梅雨入り前であることと、以前花月川が氾濫し被害があった地域も
あることから、水害についての講話を中心にお願いしました。
はじめに今まで日田で起こった水害についての説明やNPO法人リエラさんの
活動報告などを聞きました。そのうえで自分たちでできる対策などを
教えていただきました。
まずは自分の住んでいる地区のハザードマップを必ず確認しておき、
どのような状態になったら逃げるのか。また逃げる際にどこに避難するのか、
どの道具を持っていくのかなど確認しておくことが大事です。とのことでした。
味噌玉や梅干しなども保存食として準備しておくと良いそうです。
また、災害時には刻一刻と変化があるので情報を集めるのも重要だそうです。
日田市の防災ラジオは持ち運びできるようになったので、大雨の時期は
寝室に持っていくようにしてください。とのことでした。またほかにも
防災アプリや川の氾濫情報がわかるアプリなども教えていただきました。
講話の後は防災ブレスレット作りです。
パラコードという1本で300㎏まで耐えられる紐を編んで作ります。
防災ブレスレットは、災害時洗濯ひも、火種、応急手当に利用したり、荷物を
まとめたり、物をつるしたりととても汎用性があるそうです。
留め具が小さく少してこずりましたが、編み方の説明を聞きながら、
30分ぐらいで作り上げ、とてもかわいいブレスレットができました。
これから梅雨に向け降水量も増えてきますので、もう一度自分の地域の
ハザードマップや避難グッズなどの確認をしていただけたらと思います。
寿考教室最終講『アロマスプレーと石鹼づくり』~R5.3.15~
3月15日(水)に講師に山田由美さんを迎えアロマスプレー石鹼づくりを
行いました。
はじめにアロマを使う際の注意事項と持ってきていただいたアロマの
説明を聞きスプレーから作りました。
使うアロマは、ティーツリーとペパーミント、スイートオレンジと
ラベンダーなど8種類のアロマです。
それぞれの効能なども考えながら、また3種類ぐらいいれるといいですよ。
とのことでしたのでアルコールの入っている容器に好きなアロマを6滴ほどいれました。
その後は石鹸づくりです。ビニール袋に入っている石鹸素地に
お湯を入れてビニール袋の上から白玉ぐらいの柔らかさになるまで
揉みます。その後、はちみつと色を入れ、好きな形に作っていきました。
一人ひとり匂いだけでなく、見た目もきれいな石鹸ができあがりました。
アロマオイルは取り扱いが難しいところもありますが、
効能によってさまざまな使い方ができます。
ぜひこれを機会に日常生活にアロマを取り入れていただきたいと思います。
今年度の寿考教室はこれで終了となります。
ご参加いただいたみなさんありがとうございました。
来年度も色々な講座を考えておりますので、皆さんの参加をお待ちしています♪
寿考教室第7講『転倒防止体操』~R5.2.15~
2月15日(水)に寿考教室第7講として講師にわかみやコミュニティケアセンターの
道田先生をお招きして、『転倒防止体操』を行いました。
先生は現在デイケアで理学療法士として働いていらっしゃいますが、
デイケアは身体機能をあげたり、家で生活するためにできることを
中心にリハビリを行っているそうです。そしてデイケアなどに
来ていらっしゃる方は、要介護認定をうけているのですが、
要介護の状態になる原因の主な3つは
①脳卒中
②認知症
③骨折
だそうです。
要介護状態にならないように健康寿命を延ばすには予防をするのが
一番で、そのための運動を生活に取り入れていきましょうとのことでした。
また運動も週に1回1~2時間集中して行うよりも、毎日10分~15分動く方が
良いですとのことでした。
講話の後は実際に体を動かしていきます。
肩回しと内回しを10回ずつ、もも上げや足伸ばし、足指を曲げるなど
椅子に座りながらやれる運動を主に行いました。
また転倒予防には身体機能と認知機能の両方が大事で、同時に2つの事を
行う運動が良く、実際にみなさんでやってみました。
毎日ウォーキングをするのも良いですが、転倒防止にはやることに
意味を持たせる『活動』を意識することが大事だそうです。
例えば掃除洗濯炊事などの生活の維持がこの活動にあたります。
料理する順番を考えて炊事する。洗濯物をどのように干すか考える。
要領よく掃除をするなど、歩数よりも頻度を意識して行動することを
頭で考えながら生活することが大事です。とのことでした。
お家の中でもできることがたくさんあることが良く分かりました。
今日の運動を続けて、健康寿命をのばしていきましょう。
女性セミナー・寿考教室合同クリスマスコンサート~みなさん良いお年をお迎えください~
12月20日(火)に女性セミナー・寿考教室合同クリスマスコンサートを
開催しました。
講師に桂林公民館自主学習教室フルート教室の江島千由紀先生と、
ピアノ担当の太田知佐先生をお招きしてクリスマスコンサートを開催しました。
冬の星座や灯台守といった外国民謡から、たきびやペチカなどの唱歌を歌ったり、
フルートでいい日旅立ちや愛燦燦、見上げてごらん夜の星をなど
演奏していただきました。また中盤には、音楽に合わせて体操をしたり、
みんなでハンドベルできよしこの夜を演奏したりと盛りだくさんの1時間30分でした。
休憩時間には太田先生の手作りキルト刺繍を見せていただくなど、
クリスマスシーズンを満喫した時間になりました♪
桂林公民館は12月29日~1月3日まで休館となっております。
本年も桂林公民館の活動にご参加ご協力いただきありがとうございました。
良いお正月をお迎えください♪