チャレンジスクール第5講~プログラミング体験~
10月30日(土)にチャレンジスクール第5講として、講師に新谷裕幸先生をお招きして
プログラミング体験を行いました。
新谷先生は、現在日本文理大学工学部非常勤講師や姫路大学教育学部の非常勤講師などを
務めていらっしゃり、元は小学校の校長先生をされていたそうです。
今回はドローンを使ったプログラミング体験ということで、はじめにドローンって
何だろう?というところから説明していただきました。
ついている羽の本数で呼び名が違うことや、ドローンの中の仕組み、実際に
今どのような場所でドローンが活躍しているかなどを教えていただきました。
子ども達も農薬の散布だったり、物を運んだりといった使用方法が
あることを知っており、また先生からは、何年後かにはドローンでみんなが
行きたいところに行けるような時代が来るよ、とも教えていただきました。
最後にドローンを飛ばす際の注意事項を聞いて、班に分かれ早速ドローンを
動かしてみます。
まずはiPadに入っているアプリを起動させます。そして基本的な動作を
確認するため、ドローンを前後左右上下に動かし、手のひらに乗せる練習をしました。
基本の操作に慣れてきたら、今度はドローンでコーンを回り、きちんと
ポートにおろすまでの競争をし、誰が一番操作が上手かタイムを計りました。
なかなか思ったようにまっすぐ進まず、隣のドローンと交錯したり、コーンに
ぶつかったりと、操作は難しいようでした。
当日は狭い部屋しか用意できず回線が混乱したり、
ドローン同士がぶつかってしまったりと難しい場面がありましたが、
終わるころには、はじめてとは思えないほどとても上手に操縦していました。
11月には小学校の体育館で思いっきり、ドローンを飛ばす体験を行います。
より上手になった姿を期待しましょう!!
桂林環境学習事業第2講~食卓から考える地球温暖化~
10月27日(水)に桂林環境学習事業第2講として、講師に
一般財団法人TAO塾の波多野毅先生をお招きしました。
波多野先生は、自然豊かな阿蘇を拠点に農的生活をしながら
TAOリトリートセンターを経営し、精力的に講演・執筆活動を
展開している先生です。また一般社団法人TAO塾は
平成30年度には環境大臣賞を受賞されています。
講演は『食卓から考える地球温暖化』と題して行われました。
はじめに、先生が阿蘇小国で取り組まれている活動の紹介がありました。
そしてまずは気候変動がもとで、今年どの国でどのような災害が起こったのかの
報告があり、全国地球温暖化防止活動推進センターが推奨している
家庭でできる温暖化防止の取り組み10項目を教えていただきました。
週2日往復8㎞の車の運転をやめることで、年間900㎏の
CO2の削減になり、また年間5万円の節約にもなるそうです。
他にも家族団らんで暖房や照明を2割削減やジャーの保温を
やめるなど、すぐにできる項目がたくさんありました。
しかし、意外にも先ほどの週2日の車の運転を控えるよりも、アメリカ産の
ブルーベリー200gを国内産のブルーベリーにかえる方が
CO2排出量は減らせるんだそうです。
それは、日本が外国から食料の輸入に頼っていることが主な原因で
一人当たりのフードマイレージ(食料の輸送負担)はアメリカの7倍にも
及ぶそうです。
他にも肉食が温暖化に及ぼす影響などを分かりやすく教えていただきました。
肉を食べるために切り開かれた牧場を作るため、森林破壊が行われ、今でも
1秒間にサッカー場1面分の森林が破壊されているそうです。また肉を食べることは
世界の食料問題にも関係しており、日米の人が肉の消費量を20%減らすだけで
世界の飢えをなくすだけの穀物が余るそうです。
また人間は本来犬歯が4本しかなく奥歯が20本あるそうで、穀物や果物を
すりつぶす歯が多く、肉食には向いていないそうです。
先生は鍼灸師の資格もお持ちで、東洋医学の勉強もされているので
人間の体の仕組みからも、肉食がなぜ向いていないのかなども
教えていただきました。
先生の話は身の回りの事が多くすぐに実践できるものが多かったです。
参加者のみなさんからも、知らない事が多かったので勉強になりました。や
一人一人ができることをやっていくことが大事だと思いました。などの
感想が聞かれました。
先生もおっしゃっていましたが、全部を一気に変えることは難しいので、まずは
自分が取り組めそうな事から取り組んでいただけたらと思います。
女性セミナー第4講『水切りヨーグルトでスフレチーズケーキ風』
10月21日と28日(木)に女性セミナー第4講として、水切りヨーグルトを
使ったスフレチーズケーキ風のケーキ作りを行いました。
講師の先生は昨年シフォンケーキづくりを行っていただいた井上智子先生です。
まずはヨーグルトの水切りが必要なため、前日の夕方から
リードペーパーを敷いたざるにヨーグルトをいれ、水を切っておきます。
そして、焼き時間がかかるため、事前に材料の分量を量っておきました。
みなさんがそろったら作り方の説明をして、はじめに白砂糖と卵白で
メレンゲを作ります。
あまり角がたちすぎないような状態に泡立てていきます。
メレンゲができたら水切りヨーグルトを入れた別のボウルに
コーンスターチ、砂糖、牛乳、黄身をいれ混ぜ合わせたら、
メレンゲを2回に分けていれます。
1回目はメレンゲの泡がなくなるまでしっかりと、2回目はメレンゲの
泡を少し残すぐらいでさっくりと混ぜ合わせ、生地を型に流し込みます。
生地を流し込んだら、空気を抜くために一回だけ型を持って上から
落とします。オーブンのお皿にお湯をいれ、160度で40分
湯煎焼きにしていきます。
その後、140度に下げて10分間湯煎焼きにします。
焼けたらオーブンの扉を10㎝くらい開けて15~20分冷まします。
その後冷蔵庫で冷やしてできあがりです。
ケーキを焼いている間に、先生に作り方のコツなどをお聞きしました。
ケーキ以外にも、おすすめの料理やほかのケーキの作り方など
たくさん質問がでました。
今回は人数が多かったため、2回に分けて開催しました。
1回目は材料の確認不足できちんとしたケーキが焼けませんでしたが
2回目はしっとりした美味しいケーキが焼けました。
ヨーグルトの水切りに時間がかかりますが、他の材料も少ないですし
自宅でも簡単にできるケーキになってますので、ぜひ自宅でも挑戦してほしいです。
遊学館だより第117号発行!!
遊学館だより第117号を発行しました!
主催事業の報告です。防災教室『地震体験車による地震体験』や
チャレンジスクールバス研修『上津江フィッシングパークでの釣り体験』
などの報告などです。ぜひご覧ください♪
遊学館だより第117号
ぶらりと歩こう会下見です2
コスモス園もとても綺麗に花が咲いてます!
当日をお楽しみに!
ぶらりと歩こう会下見です
一目八景の紅葉はもう少しという感じです。
散歩道路を歩くと気持ちが良いですよ♪
11月4日には綺麗な紅葉が見れるといいですね
桂林環境学習事業第1講『省エネと防災について』
10月20日(水)に今年度新規事業の桂林環境学習事業を開催しました。
第1講は講師に杵築市の綿末しのぶ先生をお招きし、『省エネと防災について』
講演していただきました。
綿末しのぶ先生は平成15年から「八坂かっぱクラブ」の実行委員長として子どもたちに、
住んでいる地域の自然や文化にふれ、環境を考え、自然を大切にする心を育む活動をして
いらっしゃいます。また大分県環境教育アドバイザーや環境カウンセラー、大分県
環境審議会委員として小中学校をはじめとした多くの場所で講演会を開催されております。
平成27年度大分県女性のチャレンジ賞を、平成29年度には
循環型社会形成推進功労者環境大臣表彰を受賞されております。
はじめに、パソコンを使いながら温暖化について説明していただきました。
地球の平均温度は1880年から2012年で0.85度上昇しており、2100年には
4.8度上昇するようです。
温暖化の大きな原因であるCO2排出量の、令和2年度大分県内に
おける家庭でのCO2排出量は、1番が自家用車で44%を占めています。
その次は給湯、暖房、調理食洗、照明の順番で高くなっています。
自宅での省エネのコツは、まずは冷蔵庫です。ドアの開閉は少なく手早く
設定温度を適切にするのが良いそうです。また照明はLED電球にかえるだけで
とても省エネになるそうです。テレビは見る時だけつけ、見ない場合は主電源から
切っておき省電力モードにはしないようにしてくださいとのことでした。
エアコンをつける場合は、一緒に扇風機も使用すると風が循環して
部屋全体が冷えたり温まったりするそうです。何よりも、20年近く使っている家電製品は
最新の省エネ性能が5つ星の製品に買い替えるだけでかなりの省エネになるそうです。
一番CO2排出量の多い車は、早めのアクセルオフ、ふんわりアクセル、加減速は少なめに
タイヤの空気圧の点検、また不要な荷物は積まないなどを心がけましょうとのことでした。
また防災については、先生がかなりの防災グッズを持ってきてくださり、
たたんでなおせる頭の防護ヘルメットや軽いリュック、また防災袋に必要なものと
あると便利なものなどたくさんご紹介いただきました。また最後にはクイズにも
挑戦し、有料化になったレジ袋一枚につきLED電球が9時間つけられるなど
驚くような結果も学ぶことができました。
最後にはみなさんに持って来てもらった風呂敷を使って、小さいものや
大きいものの運び方、風呂敷を二つ使ってリュックにする方法なども教えて
いただきました。
講演の範囲が広かったため、とてもボリュームのある内容になり、
時間があっという間に過ぎていきました。講演自体もとても分かりやすく、
知らない防災グッズなどもたくさん教えていただきとても勉強になりました。
綿末先生ありがとうございました。
次回は10月27日(水)に『食卓から考える地球温暖化』として講演会が
行われます。どんな内容か楽しみです!
防災教室~地震体験車(ユレルンダー)体験~
10月8日(金)に防災教室として、地震体験車(ユレルンダー)の体験を
行いました。
防災教室として講演会なども考えておりましたが、新型コロナウイルス感染症
拡大予防として密にならないように、今年度は各自治会長さんや自治会の防災担当の方、
また自主学習教室参加者の皆さんに地震体験を行っていただくようにしました。
地震体験車(ユレルンダー)は大分県が所有しており、南海トラフ巨大地震等に
備え、地震発生時の安全確保や津波からの早期避難の徹底を図り、併せて
住宅の耐震化や家具の固定等の地震防災対策を一層推進することを目的に
各市町村に貸出して運用されております。
当日は日田市役所防災危機管理課の職員さんが運転・操作を行って下さいました。
体験できる地震は震度2~7までの他に、過去に大きな被害をもたらした関東大震災や
阪神淡路・大震災、東日本大震災。また将来、大分県に大きな被害をもたらすことが
想定されている南海トラフ地震や別府湾地震、周防灘地震などが体験できます。
朝9時から早速順番に体験していただきました。
桂林地区の防災士の方々と報道関係の方々も体験していただきました。
当日は自治会長さんはじめ自主学習教室生や桂林地区社協のみなさん、
自主学習教室生など計54名の方に体験していただくことができました。
なお体験していただいた方には、地震の時の10のポイントと
災害に備える準備物が載っている資料、災害時に水だけで食べられる
アルファ化米と5年間賞味期限がある『えいようかん』をお渡ししました。
短い時間ではありましたが参加者さんからは、もう一度家具の
配置を考え家具転倒防止対策を行うように気をつけます。や、災害時の
避難道具などの見直しをしておきます。体験できて良かったです。
などの感想が聞かれました。
皆さんも一度自宅の中の家具の配置を見ていただき、危ない箇所は
固定具を取り付ける、地震時にはロックのかかる扉を付けるなど点検を
行っていただきたいと思います。
地震は突然やってきます。
その時、やっておけばよかったとならないように、日頃から対策を
とっておいていただけたらと思います。
ご参加いただいたみなさん、日田市役所防災危機管理課の職員の方
ありがとうございました。
男の料理教室~餃子と酢豚~
10月6日(水)に男の料理教室を開催しました。今回のメニューは
餃子と酢豚です。
今日のメニューは時間がかかるそうなので、先生の手を借りながら
手際よく進めていきました。はじめに酢豚作りです。
玉ねぎ、ピーマン、たけのこ、人参を一口大に切り、人参は下茹でしておきます。
他の野菜は素揚げしておきます。豚肉は3㎝角に切り、酒、しょうゆで
下味をつけておきます。
合わせ調味料として酢、醤油、砂糖、塩、鶏がらスープを合わせておきます。
下準備ができたら調理していきます。まず下味をつけた豚肉の水気を
ふきとり、片栗粉をまぶして160度の油であげ、油を切っておきます。
フライパンにサラダ油を熱し、野菜を順に炒め、いったん取り出しておきます。
ケチャップを炒め、煮立ったら合わせておいた調味料を加え、再度
煮たてて水溶き片栗粉でとろみをつけます。
最後に豚肉と野菜を戻し全体にソースが混ざったら、火を止めて
ごま油を入れて完成です。
次は餃子にとりかかります。
キャベツ、玉ねぎをみじん切りにして、塩でもんでおきます。
長ネギ、ニラもみじん切りにして、水気を絞ったキャベツ、玉ねぎと混ぜ合わせます。
ひき肉と合わせた野菜に3回に分けて、なんと!水を混ぜていきます。
包みにくくならないかなと思ったのですが、水っぽさは全く感じませんでした。
最後にゴマ油を入れさっくり混ぜて皮で包んでいきます。
皮に包むときは中の具を入れすぎると横から出てくるので注意が必要です。
館長も参戦し、みんなで100個の餃子を包みました。
そして今日は餃子のたれも手づくりしました。
油を多めに敷いたフライパンに弱火でゆっくり温めながら餃子をのせます。
強火にして焼き色がうっすらついたら、水をなべ底から5㎜程度入れ、
ふたをして3分30秒火を入れます。
蓋を取りごま油を回しかけ、残りの水分、焼き色を確認しできあがりです。
はじめから先生にも手伝ってもらいながら手早く作業を行いましたが、
9時過ぎてやっとできあがりました。
餃子は思ったよりもさっぱりして、また餃子のたれが少し甘めで
とても美味しかったです。酢豚もお肉と野菜のボリュームがたっぷりで
おなかいっぱいになりました。
餃子は具にたくさんの野菜が入っているので栄養面的にも体に良く、
また具が余った時は冷凍できるので、1度にたくさん作っておくと
いいですよ。との事でした。
次回は11月10日にジビエ料理に挑戦します!
できあがりをお楽しみに!
チャレンジスクール第4講バス研修~上津江フィッシングパークと大山ダム~
10月5日(火)にチャレンジスクール第4講としてバス研修を行いました。
10月3日(日)に運動会がありましたが、子ども達は元気に時間前に集合しました。
午前中は上津江フィッシングパークで釣り体験です。
3つの堀に3~4名ずつで釣りを行います。えさのイクラを針に通して
堀の中に釣り糸を垂らします。早い子は2~3分ですぐに釣り上げることが
できていました。
新型コロナの感染対策の為、ひとつの堀に3つしか竿を入れられませんが
みんな順番で行っていました。
針を飲み込んでしまって針がとれなかったり、たくさん血が出て
いたりとはじめは怖がっていたみんなも、最後の方では、
布巾で魚をわしづかみにして針からとることができ、11人で27匹
釣り上げることができました。
その後はバーベキューハウスに移動し、みんなお待ちかねのバーベキューを
行いました!
お昼ご飯を食べた後は、水辺の郷おおやまにて進撃の巨人展を見学です。
またお小遣いで、好きなものを買いました。
最後は大山ダムの見学です。大山ダムができるまで、また大山ダムによって
下流域の洪水などが防止できていること、福岡県福岡市の水資源が保たれている
ことなどDVDを通じて学ぶことができました。実際に外に出て、ダムの上から
ダム湖の説明を、下に降りてダム内部の説明をしていただきました。また最後に
進撃の巨人の銅像を見て、公民館に帰ってきました。
大変天候に恵まれ、いい経験ができた一日でしたね。
日田は自然豊かでとても良い環境があるなと改めて
感じた一日でした。