男の料理教室第4講~ジビエ料理~
11月10日(水)に男の料理教室第4講として、ジビエ料理に
挑戦しました。
ジビエは、鹿肉のブロックとイノシシ肉のブロックを使用しました。
鹿肉は先生が自宅にて生ハム風に仕上げて下さっていました。
イノシシ肉も先生が味噌漬けの状態にしておいてくれました。
その他にキノコの炊き込みご飯とかぶと柿のサラダ、わかめスープを作りました。
まずはキノコの炊き込みご飯です。ゴボウと人参はささがきにして、
しめじを適度な大きさにカットしました。醤油や酒、みりんといった
合わせ出汁を作り、お米と同量の出汁と切った具材を入れて炊きます。
イノシシ肉は周りについた味噌を落として、オーブンを180度に予熱しておきます。
はじめにフライパンに油をひき、脂身の方から表面を焼いていきます。
焼き色がついたら、オーブンで25分ほど火を入れ、20分休ませます。
イノシシを焼いている間に、スープとサラダ、付け合わせの準備をしました。
サラダ用のかぶと柿を一口大にカットし、白菜は大き目の千切りにしました。
付け合わせ用のサツマイモは半月切りに、キャベツは大き目の千切りに、
もやしも準備します。スープは乾燥ワカメと卵と白菜、カブの葉をいれました。
全部ができあがったら、器に盛って完成です。
今回から、みなさんと一緒に試食を行うことになりました。
できたてを食べることができ、とても美味しかったです。
12月はお休みとなりますので、1月からまたスタートします。
環境学習事業第3講~白砂糖、卵、牛乳を使わないスイーツ作り~
11月10日(水)に一般社団法人TAO塾より天野朋子先生をお招きして、
白砂糖、卵、牛乳を使わない身体と心に優しいスイーツ作りを行いました。
天野先生はアメリカにてマクロビオティックを学び、帰国後
Whole Foods Studio(東京)を設立されました。
現在Whole Foods Studio(鎌倉)、Native Foods(熊本)の
代表をされております。また、自然食品店とのコラボレーションや
自然食レストランのメニュー開発なども手掛けていらっしゃいます。
作るメニューは、
①リンゴのスパイシーケーキ
②米粉とピーナッツバターのワンボウルクッキー
③かぼちゃと豆のムース
の3品です。
今回は人数が多いため、先生によるデモンストレーション形式での
開催になりました。はじめにムースから作ります。
ひよこ豆や白いんげん豆などの豆類とかぼちゃは先に茹でておきます。
鍋に米粉と菜種油を入れて、木べらでよく混ぜます。豆乳を少しずつ加え
だまにならないように伸ばし、甜菜糖、寒天パウダーを加えて混ぜます。
火にかけて沸騰したら弱火にして2~3分煮ます。火を止めて、あれば
バニラやラム酒を加えます。今回はクワントローというリキュールで代用しました。
粗熱を取ってからゆでた豆とかぼちゃと一緒にフードプロセッサーにかけ
滑らかになるまで攪拌し、グラスに入れて冷蔵庫で冷やします。
食べる前にメープルシロップをかけてできあがりです。
ムースを冷やしている間に、リンゴのケーキを作ります。
りんごは角切りやすりおろしなどを混ぜて使うと色んな食感があって楽しる
そうです。(またりんごは水分が多いときはざく切りにしたものを鍋に入れ、
少し水を足したうえで火にかけ、水分を飛ばしておくと良いそうです。)
まずは小麦粉、全粒分の小麦粉、片栗粉、ベーキングパウダー、シナモンを
大き目のボウルにいれ、泡だて器でよく混ぜます。別のボウルに
菜種油、リンゴのすりおろし、豆乳、甜菜糖を入れ、均一になるまでしっかり
乳化させます。(はじめは油と分離していますが、混ぜているとモタッとした
感触に変わります。)
両方を一緒にして練りすぎないようにさっくり混ぜます。
粉っぽさが残るうちに、角切りのリンゴを加えて木べらでさっくりと混ぜます。
オーブンシートをしいた型に入れて、180度に予熱したオーブンで約10分、160度に
下げて15~20分焼いたら完成です。
最後にクッキーを作りました。
大きめのボウルに米粉、片栗粉、塩を入れて泡だて器でよく混ぜます。
油を加え、手ですり混ぜながらサラサラになるまで混ぜます。
今回はピーナッツバターを入れず、代わりに菜種油の分量を増やしました。
メープルシロップを加え、レーズンを加えたらゴムベラでざっとまとめます。
水分が足りないようなら豆乳を足します。
生地を小さじ1ずつすくって形を整え、180度で予熱したオーブンで10分
160度に下げて10分焼いてできあがりです。
当日は第2講で講師を務められた波多野先生もいらしてくださり、天野先生と一緒に
調理をしている最中に、どうゆう材料を使用すると良いのか、白砂糖がなぜ身体に
悪いのか、またそれがどうゆう風に環境破壊につながっているのか
なども教えていただきました。
普段自分たちが食べているものが、環境問題に関係があり、また身体にも心にも
影響を与えている事などとても勉強になりました。また、砂糖を使わなくても
とてもおいしいスイーツがたくさん、そして簡単にできることがわかりました。
みなさんも料理やスイーツを作る時に、少しだけオーガニックな物や
フェアトレード商品を使うなど、できることからはじめてみてほしいと思います。
ぶらりと歩こう会バス研修~一目八景と三光コスモス園~
11月4日(木)にぶらりと歩こう会バス研修として耶馬渓の一目八景と
中津三光コスモス園に行きました。
一目八景では駐車場からみんなで川沿いの散策道を通り展望台まで向かいました。
紅葉まであと少しではありましたが、展望台からは360度見渡すことができ、
切り立った断崖や岩など風光明媚な景色を眺めることができました。
昼食はお天気も良かったので青の洞門の川べりでお弁当を食べました。
昼食後は三光コスモス園に向かいました。11月6日まででしたので
お花の状態はどうかなと思ったんですが、想像以上に広い敷地で周囲を回ると
3㎞ぐらいあるそうで、きれいなコスモスが咲き誇っていました。
広い場所なので、時間と集合場所を決めて、自由に散策して
いただきました。
切り花体験ができたり、露天なども出ており多くの人が見学に
いらっしゃっていました。自由に散策した後は、道の駅なかつにて
各々新鮮な野菜などの買い物を行いました。
最後に、山国川沿いの猿飛千壺峡から魔林峡までを散策しました。
猿飛千壺峡は無数の甌穴が約2㎞にわたって峡底に広がっており、
魔林峡は山国の高千穂とも称される場所です。
猿飛千壺峡では子どものかかしが出迎えてくれて、とても可愛かったです。
景色も良く、石橋で作られた念仏橋など神秘的な空間の中を散策できました。
お天気にも恵まれ、紅葉やコスモス、峡谷などたっぷりと自然を満喫できた
ぶらりと歩こう会のバス研修となりました。
チャレンジスクール第5講~プログラミング体験~
10月30日(土)にチャレンジスクール第5講として、講師に新谷裕幸先生をお招きして
プログラミング体験を行いました。
新谷先生は、現在日本文理大学工学部非常勤講師や姫路大学教育学部の非常勤講師などを
務めていらっしゃり、元は小学校の校長先生をされていたそうです。
今回はドローンを使ったプログラミング体験ということで、はじめにドローンって
何だろう?というところから説明していただきました。
ついている羽の本数で呼び名が違うことや、ドローンの中の仕組み、実際に
今どのような場所でドローンが活躍しているかなどを教えていただきました。
子ども達も農薬の散布だったり、物を運んだりといった使用方法が
あることを知っており、また先生からは、何年後かにはドローンでみんなが
行きたいところに行けるような時代が来るよ、とも教えていただきました。
最後にドローンを飛ばす際の注意事項を聞いて、班に分かれ早速ドローンを
動かしてみます。
まずはiPadに入っているアプリを起動させます。そして基本的な動作を
確認するため、ドローンを前後左右上下に動かし、手のひらに乗せる練習をしました。
基本の操作に慣れてきたら、今度はドローンでコーンを回り、きちんと
ポートにおろすまでの競争をし、誰が一番操作が上手かタイムを計りました。
なかなか思ったようにまっすぐ進まず、隣のドローンと交錯したり、コーンに
ぶつかったりと、操作は難しいようでした。
当日は狭い部屋しか用意できず回線が混乱したり、
ドローン同士がぶつかってしまったりと難しい場面がありましたが、
終わるころには、はじめてとは思えないほどとても上手に操縦していました。
11月には小学校の体育館で思いっきり、ドローンを飛ばす体験を行います。
より上手になった姿を期待しましょう!!
桂林環境学習事業第2講~食卓から考える地球温暖化~
10月27日(水)に桂林環境学習事業第2講として、講師に
一般財団法人TAO塾の波多野毅先生をお招きしました。
波多野先生は、自然豊かな阿蘇を拠点に農的生活をしながら
TAOリトリートセンターを経営し、精力的に講演・執筆活動を
展開している先生です。また一般社団法人TAO塾は
平成30年度には環境大臣賞を受賞されています。
講演は『食卓から考える地球温暖化』と題して行われました。
はじめに、先生が阿蘇小国で取り組まれている活動の紹介がありました。
そしてまずは気候変動がもとで、今年どの国でどのような災害が起こったのかの
報告があり、全国地球温暖化防止活動推進センターが推奨している
家庭でできる温暖化防止の取り組み10項目を教えていただきました。
週2日往復8㎞の車の運転をやめることで、年間900㎏の
CO2の削減になり、また年間5万円の節約にもなるそうです。
他にも家族団らんで暖房や照明を2割削減やジャーの保温を
やめるなど、すぐにできる項目がたくさんありました。
しかし、意外にも先ほどの週2日の車の運転を控えるよりも、アメリカ産の
ブルーベリー200gを国内産のブルーベリーにかえる方が
CO2排出量は減らせるんだそうです。
それは、日本が外国から食料の輸入に頼っていることが主な原因で
一人当たりのフードマイレージ(食料の輸送負担)はアメリカの7倍にも
及ぶそうです。
他にも肉食が温暖化に及ぼす影響などを分かりやすく教えていただきました。
肉を食べるために切り開かれた牧場を作るため、森林破壊が行われ、今でも
1秒間にサッカー場1面分の森林が破壊されているそうです。また肉を食べることは
世界の食料問題にも関係しており、日米の人が肉の消費量を20%減らすだけで
世界の飢えをなくすだけの穀物が余るそうです。
また人間は本来犬歯が4本しかなく奥歯が20本あるそうで、穀物や果物を
すりつぶす歯が多く、肉食には向いていないそうです。
先生は鍼灸師の資格もお持ちで、東洋医学の勉強もされているので
人間の体の仕組みからも、肉食がなぜ向いていないのかなども
教えていただきました。
先生の話は身の回りの事が多くすぐに実践できるものが多かったです。
参加者のみなさんからも、知らない事が多かったので勉強になりました。や
一人一人ができることをやっていくことが大事だと思いました。などの
感想が聞かれました。
先生もおっしゃっていましたが、全部を一気に変えることは難しいので、まずは
自分が取り組めそうな事から取り組んでいただけたらと思います。
女性セミナー第4講『水切りヨーグルトでスフレチーズケーキ風』
10月21日と28日(木)に女性セミナー第4講として、水切りヨーグルトを
使ったスフレチーズケーキ風のケーキ作りを行いました。
講師の先生は昨年シフォンケーキづくりを行っていただいた井上智子先生です。
まずはヨーグルトの水切りが必要なため、前日の夕方から
リードペーパーを敷いたざるにヨーグルトをいれ、水を切っておきます。
そして、焼き時間がかかるため、事前に材料の分量を量っておきました。
みなさんがそろったら作り方の説明をして、はじめに白砂糖と卵白で
メレンゲを作ります。
あまり角がたちすぎないような状態に泡立てていきます。
メレンゲができたら水切りヨーグルトを入れた別のボウルに
コーンスターチ、砂糖、牛乳、黄身をいれ混ぜ合わせたら、
メレンゲを2回に分けていれます。
1回目はメレンゲの泡がなくなるまでしっかりと、2回目はメレンゲの
泡を少し残すぐらいでさっくりと混ぜ合わせ、生地を型に流し込みます。
生地を流し込んだら、空気を抜くために一回だけ型を持って上から
落とします。オーブンのお皿にお湯をいれ、160度で40分
湯煎焼きにしていきます。
その後、140度に下げて10分間湯煎焼きにします。
焼けたらオーブンの扉を10㎝くらい開けて15~20分冷まします。
その後冷蔵庫で冷やしてできあがりです。
ケーキを焼いている間に、先生に作り方のコツなどをお聞きしました。
ケーキ以外にも、おすすめの料理やほかのケーキの作り方など
たくさん質問がでました。
今回は人数が多かったため、2回に分けて開催しました。
1回目は材料の確認不足できちんとしたケーキが焼けませんでしたが
2回目はしっとりした美味しいケーキが焼けました。
ヨーグルトの水切りに時間がかかりますが、他の材料も少ないですし
自宅でも簡単にできるケーキになってますので、ぜひ自宅でも挑戦してほしいです。
遊学館だより第117号発行!!
遊学館だより第117号を発行しました!
主催事業の報告です。防災教室『地震体験車による地震体験』や
チャレンジスクールバス研修『上津江フィッシングパークでの釣り体験』
などの報告などです。ぜひご覧ください♪
遊学館だより第117号