自分の身を守る、そしてみんなで助け合う~防災講話

    2018-06-14

    6月14日、前津江公民館高齢者事業「幸齢者学級」第1講を開催し、30名が聴講しました。

    第1講は、災害サポートユニットチーム大分の梅山さんに「自分の身を守る、そしてみんなで助け合う」をテーマに講演いただきました。

     


     


     

    災害サポートユニットチーム大分は、2011年東日本大震災、2012年北部九州豪雨、2016年熊本地震、2017年九州北部豪雨などの大災害時に被災した家の瓦礫撤去作業、泥出し作業、被災地での炊き出しはじめ農作物収穫作業、仮設住宅でコンサートを開催、被災者にクリスマスプレゼントを贈るなど様々なボランティア活動を行っています。

     


     

    梅山さんはこれらのボランティア活動を通して直面した被災地の悲惨さ、避難所や仮説住宅生活の現状、これから頻繁におこるかもしれない災害に備える心構えをお話しされました。

    「『「地域防災組織』をつくることは大切。でも実際に災害が発生し組織のリーダーが被災するなどすれば組織は壊れてしまう。

    その時は残っている人たち(近所同士で)力を合わせ「出来る人が、出来ることを、できる分だけ」

    やるという意識をひとりひとりが持つことが大切です。」

     


     


     

    講演の最後に、心のケアとして被災地でも取り組んでいる「歌声喫茶」の一部を披露してくださり、聴講者全員で唱歌や歌謡曲を歌いました。

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