講演会「快適で楽しい避難所作り」開催しました
2019-06-19
6月18日(火)、前津江振興局と前津江公民館共催による男女共同参画講演会を開催し、自治会役員、公民館運営委員、成人セミナー会員、育友会、防災士、消防分団員ら50名が聴講しました。
講師は、NPO法人益城だいすきプロジェクト「きままに」代表理事の吉村静代さんで
「快適で愉しい避難所生活」と題し講演しました。
2016年4月に発生した熊本地震の際、吉村さん本人も自宅は全壊、指定避難所になった
益城町立益城中央小学校体育館に4カ月間避難されました。
200名の避難者が押し寄せ混乱した避難所を、吉村さんが直ちにリーダーシップを発揮して、
避難者みんなが協力しあう「避難所自主運営」を成功させました。
避難所での避難通路と非常口の確保、高齢者や身障者の居場所を非常口に近いところにと配慮。
毎朝6時30分のラジオ体操、掃除など自分たちでルール作りを行いました。自分たちで炊き出しをしたり、避難所内にみんなが集えるコーナー・こども遊び場コーナーを作ったりしました。
「組織で役割を決めていても災害時その人が避難所に居るとは限らない。
避難所では、そこにいる人達でどう避難所自主運営をしていくかが大切。
「できるひと」が「できること」を「できたしこ」する。
「気分が重くなる避難所生活、いかに快適に楽しく過ごせるかということを、自分たちで
考えていくことが大切。」
と吉村さんはおっしゃいました。
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