出野自治会人権学習会
11月2日(土)、出野自治会人権学習会を出野交流センターで開催しました。
講師は、マザーアース研究所主宰 山口裕之さんで、「一人ひとりが大切にされるまちづくりをめざして」をテーマに講演いただきました。
出野自治会長より挨拶。
山口さんは31年間の小学校教師を務めた後、地域のオカリナ・人権活動を支援し、人権・同和教育に深く関わるとともに、平和学習や地域の教材開発に力を注がれています。
今回の講演もオカリナの演奏で皆が知っている歌を合唱しながら、部落差別問題、障がい者差別、ヘイトスピーチなどの差別問題についてお話されました。
講演の最後は聴講者のリクエストにこたえ「ふるさと」を演奏、聴講者で合唱しました。
前津江町人権講演会を開催
前津江振興局と前津江公民館共催による「前津江町人権講演会」を10月24日(木)、前津江公民館で開催し
30名の聴講者が参集しました。
講師は日田市障がい者相談支援事業所「Beeすけっと」の石松さんで「心のスロープ~障がい者も高齢者も皆が過ごしやすい社会を目指して」をテーマに講演しました。
「フィンガーボード」のみで会話することがいかに不自由で大変かを体験しました。
ビール缶に点字で「おさけ」と打っていることを知りました。
目の不自由な人がジュースかお酒かを区別できるよう配慮されていることを知りました。
平成28年には障害者差別解消法が施行され社会においても様々な合理的配慮の提供がされていますが、
まだまだ障がいを持つ人の不自由さに気づかないところもたくさんあります。
体にハンディーキャップがあっても社会環境が整えば「生活のしづらさ」は解消されていきます。
障がい者に限らず「困っている」人を見かけたら自分のできる範囲で手を差し伸べる、そんな人の気持ちこそがバリアフリーな社会を作っていきます。