子育て応援講座「子どもの育ちと遊び」
8月28日(木)に今年度の新規事業「子育て応援講座」を開催しました。
講師に福岡県新宮町の坂本秀子さんをお招きして「子どもの育ちと遊び」
と題して、お話とワークショップを行いました。
坂本さんは新宮町にある「木のおもちゃ・おひさまや」の代表をされています。
ドイツなどヨーロッパのおもちゃを扱っているそうです。
子どもの育ちと遊びにはおもちゃは欠かせないものであり、選ぶときにも
ポイントがあるようです。
まずは、その子に合ったものを選ぶことが大事です。
年齢によって違いますが、3歳までの子は自分では決められないので親が
選んであげます。4歳~6歳までは子どもと相談しながら決める。
そして、7歳以上は失敗しても良いので自分で選ばせることが必要です。
さらにおもちゃにも「主食(子どもが自分で遊び方を考えるもの)」と
「おやつ(遊び方が決まっている楽しいおもちゃ)」があり、主食は
色んな遊び方の可能性があるものやロングセラーのもの、色がきれいなもの
修理が出来るもの(物を大切にする気持ちが芽生える)など選ぶことが
大切になります。
そして、遊び力を育てるために「あそびのワークショップ」も行いました。
わらべうたで皆で輪になって遊んだり、新聞紙を使って様々な遊びを
しました。簡単な遊びでも、大きさを変えたり、人数を変えたりすることで
いろんな遊び方が出来ます。視覚はもちろん、触覚など五感を使う遊びが
子どもの脳の発達を促すそうです。
今回、遊びによって子どもの様々な力を育み、その力を育むのに
おもちゃの存在があることを教えていただきました。
坂本さん、ありがとうございました。
さらに今回、準備や当日の託児など様々な面でご協力いただきました皆様
ありがとうございました。