新規講座『三芳学講座』第1講【R6/10/4】
2024-11-29
本年度から、三芳の歴史や文化財を学ぶ「三芳学講座」が始まりました。
ふるさと三芳・日田の事をもっともっと深く知って、郷土を愛する気持ちを醸成し、交流し、発信していくことを目的とした講座です。
講師は求町の橋本先生(別府大学文化財研究所研究員・咸宜園放学遊山の会)。
受講生は10名でスタート。10月4日(金)に第1講を開催しました。
記念すべき第1講は「大原神社の歴史をたどる」と題し、最初に公民館で短時間の座学を行った後、実際に現地を見学しました。
最初に行ったのは、「鞍形尾(くらがとう)神社」。場所は天瀬の馬原になります。
この神神社は大原八幡宮の祖神社で、「680年に八幡神が岩松の峰に出現した」という謂れが由来となっているそうです。
険しい山道を登り、凡そ130段ほどもある石段を上った先にある神社の周りには自然林が広がり、「岩松の峰」には鞍形の石が今でも存在しており、神聖な雰囲気が漂っていました。
次に向かったのが、三芳地区・神来町の「元大原神社」。859年に遷座されました。
現在でも「くにち祭」が行われるなど、地域の信仰を集めています。
現在の場所(田島)に遷座されたのが1624年。800年近くも大原神社はこの地にあったと云われています。
最後に訪れたのが、現在の大原神社。
現在、日田市内の多くの人に馴染みのある神社ですね。毎年、初詣に来る方も多いのではないでしょうか。
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