日高町人権学習会
11月13日(水)に日高町公民館にて人権学習会を開催しました。
今回はビデオ鑑賞を行い、鑑賞後に参加者の皆さんで意見交換を
行ないました。
ビデオは「老いを生きる -今日も何処かで高齢者のサインが!-」
を鑑賞しました。
認知症の問題と不幸にも家族から受ける虐待をテーマにした内容でした。
鑑賞後には参加者の皆さんが実体験や地域の実情などについて
話し合いをしました。
家族だけで抱え込まずに地域全体で見守ることが出来る関係性を
構築することが大事だという意見が出ました。
コスモスっ子教室「環境について」
11月9日(土)にコスモスっ子教室を開催しました。
今回は「環境について学ぼう」ということで、市環境課の職員の方に
来ていただき、地球温暖化やゴミの現状、自然エネルギーについて
お話していただきました。
まずはDVDで地球温暖化を防止する取り組みとして、日常生活で簡単に
出来る方法を学びました。冷暖房の設定温度に気をつけたり、電気は
こまめに消したりすることで、温暖化の原因となる二酸化炭素の排出を
抑えることが出来ます。
次は「日田市のごみについて」
ごみの量は分別や有料化などにより最近は段々と減ってきていますが、
まだまだリサイクル可能なものがたくさん混ざっているそうです。
3R(リデュース・リサイクル・リユース)と言われるなかで、一番
大切なことは「ごみをなるべく出さない」ことで、本当に必要な物だけを
買うことでごみは減らすことが出来ます。
最後に「日田市の自然エネルギーについて」
日田市内には太陽光や風力、水力、バイオマスなどの自然エネルギーを
利用した施設があり、全国的に見ても稀な自然エネルギー先進地である
ことを学びました。
コスモスっ子からも「これからはエアコンの設定温度に気をつけたい」
などの感想が聞かれました。
三芳人権プラザ 終了しました。
11月7日(木)、第3回目の三芳人権プラザを開催しました。
3回シリーズの最終日ということもあり、会場には40名近くの方が
参加しました。
部落差別を生み出した「社会と文化」ということで3回に渡り、
住本先生にお話していただきました。
江戸時代中頃から定着してきた「文化」として「イエ意識」「ムラ意識」に
よって異質とみなす家柄、人々を排除するという意識が芽生えることで
それが「差別」につながっていくということでした。
そういった差別意識をなくすためには、
・ちがうことを大切にする生き方
・個人として自立した生き方
・科学的な考え方の出来る生き方
をすることが大事だと住本先生はおっしゃいました。
特に科学的な考えについては、講義中にある実験を通じて
人はいかに「思い込み」や「あやふやな経験」に基づいて物事を判断している
ということに気づかされました。
そうならないために「自分で確認」し、「自分で検証」することが必要だということを
学びました。
三芳高齢者教室「日帰りバス研修(小郡市・太刀洗町)」
11月7日(木)に三芳高齢者教室で日帰りバス研修へ行きました。
行き先は小郡市と大刀洗町。
まずは小郡市の「如意輪寺(通称かえる寺)」へ。
かえるの石造や置物が5000体もあることで有名なお寺です。
まずは、住職のお話を聞きました。
「あ(安眠) い(色気) う(運動) え(笑顔) お(おしゃれ)」
で生き生きとした幸せな生活を送りましょうという住職のお話に皆さん
うなずいていました。かえるの石造や置物にも心が癒されました。
次は「九州歴史資料館」へ行きました。
大宰府から3年前に引っ越してきたとても綺麗な建物でした。
学芸員さんが館内を丁寧に説明をしてくれました。
実際に土器の復元作業をしてる様子も見ることが出来て、貴重な体験が
出来ました。
昼食はキリンビアファームでジンギスカンをお腹いっぱいいただきました。
最後は「太刀洗平和記念館とレトロステーション」へ行きました。
かつて東洋一と言われた大刀洗飛行場があった場所です。
「零戦」も展示してあり、見ごたえのある施設でした。館内で上映された映画には
戦争の悲惨な体験などが語られており、あらためて平和の大切さを感じました。
三芳小支援事業「津軽三味線奏者鈴木利枝さん演奏・講演会」
11月1日(金)に三芳小体育館にて三芳小児童5~6年生を対象に
別府市在住の津軽三味線奏者の鈴木利枝さんによる演奏・講演会を開催しました。
この日は三芳小のオープンスクールの日ということもあり、保護者・地域の方も
聞きに来られました。
5~6時間目の総合的な学習の時間を使って、「キャリア教育」の一環として
この演奏・講演会は行なわれました。
鈴木さんは10歳の頃、津軽三味線と出会い、その魅力を知って中学は本場の
青森県へ転校したそうですが、なかなか指導者がおらず、しかも見知らぬ土地で
学校にも馴染めず苦労をされたそうです。
その後、海外へ行った経験などをお話していただき、子どもたちが学校へ行くことなど
日本では当たり前にあることが海外ではそうではない国があるということを
教えていただきました。
さらに、子どもたちに「夢」を持つことの大切さ、そして夢に向かって努力することの
大変さを分かりやすく話していただきました。
そして、子どもたちも数名が自分の夢について話してくれました。
津軽三味線の演奏が始まると、子どもたちは身を乗り出して食い入るように見ていました。
繊細な音、身体に響きわたる大きな音が出る様子に子どもたちも興味津々の様子でした。
「あんなに大きな音が出るのにはびっくりした」などの感想が聞かれました。
今日の鈴木さんの素晴らしい演奏と講演が子どもたちのこれから生きていく上で何かヒント
になれば嬉しいですね。
公民館だより 11月1日号upしました!
ハロウィン♪
10月31日はハロウィンです。
ふと公民館の玄関を見るとこんな素敵なものが置いてありました。
置いてくれたのは英会話教室の先生でした。
これで公民館もすっかりハロウィン気分な夜となりました♪
高齢者教室「廣瀬淡窓と咸宜園」
10月25日(金)に高齢者教室を開催しました。
今回は咸宜園教育研究センターの溝田さんを講師にお招きして、
「廣瀬淡窓と咸宜園 -三芳地区との関わり-」というテーマでお話していただきました。
皆さんが良くご存知の淡窓先生と咸宜園についてですが、今回は三芳地区との関わり
ということもお話していただきました。
三芳地区出身の咸宜園門下生が溝田さんが調べたところ27名いるそうです。
さらに詳しく調べていくと数はもっと増えるのではとおっしゃっていました。
さらに「淡窓日記」や自叙伝「懐旧楼筆記」では咸宜園を放学(休み)とし、
大原八幡宮~金毘羅神社~元大原神社を遊山し、行厨を開いたという記述が
あるそうです。
さらに咸宜園から隈川や高瀬方面へ歩く場合、田島から会所宮を経て、鬼塚に
登り、川筋を歩いているようで、鬼塚で詠んだ漢詩も残っているそうです。
三芳地区との関わりを聞くと、さらに親近感が湧いてきますね。
三芳人権プラザ第1回 開催
10月24日(木)に三芳人権プラザの第1回目を開催しました。
この講座は3回連続講座です。講師には福岡県立小倉東高校 非常勤講師の
住本健次先生をお招きして、同和問題など歴史から丁寧に紐解いて、
わかりやく教えていただきます。
第1回目は「部落差別を生み出した社会と文化(その1)」ということで、
部落差別がどのようにして作られたかを紐解いていきます。
その切り口として「私たち日本人がいつごろから名字のハンコを使うようになったか?」
というところからお話になりました。
その時代背景を見ていくと、源頼朝はハンコを使っていなかった。
自分のサイン「花押(かおう)」を書いていた。
そして、織田信長はハンコは使っていたが「名字」を彫ったものではなかった。
では、名字を彫ったハンコはいつぐらいから使っていたのか?
答えは江戸時代の中頃(300年位前)だそうです。
というところで第1回目の講座は終わりました。
第2回目以降、どのような話の展開になるのか興味が湧きます。
1回目を聞き逃した方も2回目以降もとてもためになるお話が聞けますので
ぜひご参加下さい。
第2回目以降の日程は下記のとおりです。
第2回:10月31日(木) 19:00~20:30
第3回:11月7日(木) 19:00~20:30
コスモスっ子教室「日帰りバス研修(北九州市)」
10月19日(土)にコスモスっ子教室を開催しました。
今回は日帰りバス研修ということで北九州市の「いのちのたび博物館」と
「北九州市漫画ミュージアム」へ見学に行ってきました。
まずは「いのちのたび博物館」
何といってもいきなり出迎えてくれる恐竜たちの骨格標本の迫力に圧倒されます。
子どもたちも恐竜時代にタイムスリップした感覚を味わうかのように楽しんで
見学していました。
最後に全員でティラノサウルスの前で記念写真を撮りました。
次は「北九州市漫画ミュージアム」
メーテルの格好をした職員さんに出迎えていただきました。
北九州市出身またはゆかりのある漫画家が意外と多く、松本零士さんなど
多くの漫画家を輩出している北九州市が漫画文化を全国へ発信する取り組みをしているそうです。
子どもたちは黙々と漫画を読みふけっていました。
心配された天気も何とかもったので、スムーズに見学が出来ました。