高齢者教室最終講『お薬の話し』
3月16日(金)に岩里薬局の岩里孝子先生を講師にお招きして、
高齢者教室最終講として『お薬の話し』をしていただきました。
先生は九州大学薬学部を卒業された後、ご結婚により日田で薬局を
はじめられたそうです。
はじめに、薬の飲み方の説明(食後、食間、頓服など)や
注意事項(カプセルは外さない、症状が良くなったからと自己判断で
やめない、飲み忘れたからと言って1度に倍の量を飲んではいけないなど)
を教えていただきました。
また、ドラッグストアで売っている薬の第1類、第2類、第3類の違い、
漢方薬の詳しい説明や、季節の食べ物の説明なども
詳しく教えていただきました。
お薬は必要だが、増やさないようにするのが大事で、
また、薬はその人に合ったものを処方しているので他人には
絶対渡さないようにして下さい。とのことでした。
途中で、38年続けられている大正琴の話しなども織り交ぜていただき
仲間と楽しみながらやること(継続は力なり)の大切さも教えていただきました。
薬に頼らない健康な体を作ることが大切ですが、必要な薬とは上手に付き合って
いくことが大事なのだと実感しました。
成人セミナー最終講『防災の話し』
3月14日(水)に成人セミナー最終講として講師にNPO法人日本防災士機構
久留米支部理事の江藤武夫さんをお招きして、『防災の話し』を開催しました。
東日本大震災や熊本地震の際に現地に入られた時、
避難所の運営の難しさを実感されたようです。
災害の基本は、高齢者教室の時に梅山さんがおっしゃってたように
『自分の命は自分で守る』ということでした。
地域としては『災害時要援護者(災害弱者)』の避難支援。
そのためには名簿の登録や支援計画、避難訓練が大事だとも
おっしゃっていました。
また今回の北部九州豪雨災害では、朝倉では300年前にも
同じようなことがあったという記録があったようで、
過去の災害に学ぶということも大事だとおっしゃっていました。
水害時はまず高所に避難することと浮き体の確保をするように
とのことでした。
災害時では、逃げ時は自分で判断し、早めの避難を心掛けることと
夜の避難は厳禁だそうです。また両手が空くようにリュックを準備し、
体重がかかっても大丈夫な杖があると、足元を確認しながら歩けるため
あると良いですとのことでした。
その後は、部屋やタンスの模型などを用いて、地震の際に危険な
モノやベッドの配置などを教えていただきました。
最後にみんなでアルファ化米の非常食を試食させていただきました。
たいへん勉強にもなり、また非常食をはじめて食べられた方も多く
防災訓練をはじめ、日頃の準備が大事だと実感しました。
刃連町人権学習会
3月10日(土)に講師に小野忠士さんをお招きして
刃連町人権学習会が開催されました。
人権とはという基本的な話しから、平成28年に施行された
『部落差別解消推進法』『日本に住む外国人に対するヘイトスピーチ解消法』
『障がい者差別解消法』の3つの法律の紹介などを行っていただきました。
歴史探訪
3月10日(土)に歴史探訪を開催しました。
今年度は佐賀の名護屋城跡と、佐賀城・旧高取邸を見学しました。
当日は天候に恵まれ景色がとても良く、名護屋城では遠くの壱岐・対馬まで
見ることができました。多くの陣屋跡もあり、
重要な拠点であったことがわかりました。
旧高取邸では、珍しい調度品や能舞台などを詳しく説明していただきました。
佐賀城では石垣の整備工事が行われており、また、お城の中もきれいに
整備されていました。
階段が長く急で、また歩く距離が長かったですが、
天守閣から見る景色は壮大で、良い研修になりました。
コスモスっ子教室木育教室
2月24日(土)にコスモスっ子教室参加児童と木育教室を
開催し、講師として日田木青会の皆さんにお越しいただきました。
はじめにスクールバスでウッドコンビナートに行き、南部木材流通さんで
原木の流通について学びました。
日田は杉とヒノキの取り扱いが多く、木の内側が白いのがヒノキ、
赤っぽいのが杉ということでした。
その後、2か所の製材所を見学し、杉のチップとヒノキのチップの違いなど
教えていただきました。
公民館に戻った後はみんなでイスを作りました。材料はカットして
いただいていたのですが、釘がなかなか上手に打てず、時間がかかりましたが
なんとか仕上げることができました。日田の重要な産業である林業について
一人でも多くの子どもたちが興味をもってくれるといいなと思いました。
三芳・求来里高齢者教室『災害と復興~歌声で元気に~』
2月22日(木)に講師に梅山忠信さんをお招きして、高齢者教室として
『災害と復興~歌声で元気に~』を開催しました。
午前は三芳公民館で、午後は求町公民館で開催されました。
はじめは昭和28年の大水害の時の三芳地区の写真を見ました。
現在は河川敷の堤防が整備されており、当時の面影はありませんが、
たいへんな水害であったことがわかりました。
それから、梅山さんがボランティア活動を続けている熊本地震の
写真や、5年前と昨年の日田の大水害について、説明をうけました。
災害時には、何はともあれ、まず自分の身を守る行動をとること、
避難することが大事だとおっしゃていました。また、寝室に靴を置いておくと
良いとおっしゃっていました。
また、災害時にはみんなで助け合うことが大事になるので、
普段から町内や地域の行事に参加し、顔と顔を合わせておくことが
大事だともおっしゃっていました。
その後は休憩をはさんで、参加者さんと一緒に歌声喫茶を行いました。
梅山さんのギターに合わせて、懐かしの歌を4曲ほど歌いました。
歌だけでなく、合間に楽しい話しなどをされて、笑顔が絶えない時間になりました。
子育て応援講座
2月26日(月)にエホントの皆さんをお招きして
子育て応援講座を開催しました。
はじめにエホントさんは普段どのような活動を
されているのかを紹介いただきました。
その後子どもたち向けに絵本の読み聞かせを
行っていただきました。
後半は、大人向けの絵本セラピーを行っていただきました。
みんなで大きな声で絵本を読んだあと、用意された用紙に沿った
質問に答え、その意見をお互いに交換しあうものでした。
普段なかなか言葉にできないことや、思いをすんなり引き出すことができ、
とても心が楽しく軽やかになりました。
絵本は子どもだけでなく、いろんな年代の方にも必要なものだと
感じられる講座になりました。