神来町人権学習会
12月1日(日)に講師に重松富子先生をお招きして『相手の心にひびくほめるコツ』と
題して『神来町人権学習会』を開催しました。
重松富子先生は日田市役所で保健師として働かれ、その後人権講師などをされています。
はじめにチェックシートでグループ分けを行い、そのグループの説明を行いました。
グループは
①CP・・・まじめ、責任感が強い
②NP・・・おせっかい、親切、やさしい
③A・・・・合理的、客観的、計画的
④AC・・・気を使う、人間関係の潤滑油
⑤FC・・・ざっとしている、寛大
の5種類に分けられました。
上のグループを見てもわかるように、人間の長短は表裏一体です。人間は人の性格は
悪い方が目につき、悪口はすぐに広がるようです。また、話しなどは
後から言った言葉の方が印象に残るそうです。
コミュニケーションが相手に伝わる印象は言葉が7%、声のトーンが38%、
表情、態度が55%で、どんなに良い言葉を伝えようとしても、
表情態度が良くないと、相手には良く伝わらないということでした。
そこで、話しがどう伝わるかのゲームを行いました。
グループの一人を親にして、親が先生の書いた絵を見てそれぞれのグループに持ち帰り、
残っている人たちに、言葉だけで伝えてどういう絵ができあがるか、書いてもらいました。
また、グループごとに受験生の子どもがテレビを見ている設定で、親がどのように子どもに
声をかけるのかを行っていただきました。
自分はそういう気持ちでなくても、相手にはどう伝わっているのかを
考えることが大事で、受け取る側の気持ち次第でいい気分にも、悪い気持ちにもなるので、
注意が必要とのことでした。
ほめ上手になるには、タイミングが大切という事。
また自分の状態が良くないと、相手を褒めることができない事。など
例えを交えながらわかりやすく教えていただきました。
たくさんの方にご参加いただき、みんなで笑顔になれる学習会となりました。