小野チャレンジ教室《季節の手仕事 ~干し柿づくり体験~》
11月6日に小野チャレンジ教室を開催し、《季節の手仕事~干し柿づくり体験~》を行いました。
地域の方にお声を掛けさせてもらい、
「やえちゃん」、「ますこさん」、「みずえさん」、「とみー」の4人にご指導いただきました!(※「子どもたちに何と呼んでもらいたいですか?」とお伺いしての回答です!)
集まったチャレンジ教室の子どもたちは小学3~5年生の9名。
小学生は、「保護者」や「先生」以外の大人との関りがなかなか無いため、恥ずかしさもあって呼びづらいかなーと思ったので、
初めにみんなで名前を呼ぶ練習をして「やえちゃん」、「ますこさん」、「みずえさん」、「とみー」に「はーい!」と返事をしてもらいました。
さて干し柿づくりに入ります。
まず、柿がどんな植物かを学び、今日つくる干し柿がどのようなものかを説明しました。
・柿には「渋柿」と「甘柿」があって、干し柿にするのは「渋柿」ということ
・柿は奈良時代に中国から渡ってきた植物であるらしいこと
・干し柿は平安時代の事が書かれている文献にはすでに載っているので、平安時代には食べられていたであろうこと
・冬の大事な保存食である事 等を話しました。
参加した子どもたちの中には「柿が嫌い(食べられない)」、「干し柿を食べたことが無い」子どももいました。「渋柿の味を知らない」子どもがほとんどだったので「すごい味がするけど、勇気があったら味見してみたら?」と言ったら勇気を出した子が何人かいました(笑)
4つのグループに分かれて、渋柿の皮を向いていきました。
全ての柿の皮を向いたら、1本のひもに3個づつ、計6個を付けていきました。
これから1ヶ月くらいで、美味しい干し柿が出来上がる予定です。
参加した子どもたちの感想には
「柿は嫌いだけど、干し柿は食べられそうな気がするから、楽しみ」
「楽しかった。皮むきが上手になったと思う」
「家族に教えて、うちでもやってみたい」等々ありました。
平安時代を生きていた清少納言や紫式部も、もしかしたら食べたことがあるかもしれない「干し柿」、出来上がりを早く食べてみたいです。