女性セミナー 一日バス研修 令和記念ツアーと明太子つくり
10月24日(木)
女性セミナーにて一日バス研修を開催いたしました。
行く先は開講式で皆で検討した結果
新しくなった元号「令和」ゆかりの地「太宰府」を訪ね
太宰府といえば太宰府天満宮ですが今回は
観世音寺(境内の宝蔵など)、
戒壇院、
大宰府展示館、
大宰府政庁跡、
坂本八幡神社
を人数も多いので2班に分かれて見て回りました。
まず観世音寺から圧巻は宝蔵の極めて大きな木造仏。
・不空羂索観音菩薩立像(ふくうけんじゃくかんのんぼさつりゅうぞう)鎌倉時代(13世紀) 像高517cm 寄木造
・十一面観世音菩薩立像 像高 498cm 寄木造り平安時代後期
・馬頭観世音菩薩像 像高 503cm 木彫寄木 平安時代初期
どれも5M近い仏像で素晴らしいものでした。他にも多くの仏像があり
溜息をつきながらの観覧でした。
残念ながら写真NGでした。
梵鐘
大火、災害等によって焼失したり、毀損したりしているものが多いなかで
残っている梵鐘
観世音寺は「源氏物語」にも登場し梵鐘は日本最古であることで有名です。菅原道真公の詩の「都府楼はわずかに瓦色を看る観音寺は唯鐘声を聴く」の鐘は梵鐘のことです。
この梵鐘、「日本の音風景100選」にも選ばれています。
五重塔の中心の柱が立っていた心礎
90センチほどの柱が立っていた証です。
観世音寺 講堂
再建されたもので昔はもっと大きいものだったそうです。
大宰府政庁跡
広さに驚き、ここは大事な場所と受け継がれてきたところで
住宅などの開発は行われず残っていたとガイドさんが言われていました。
令和で一気に有名になった坂本八幡神社
記念碑も一週間前にできたとか・・
初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す
と書かれています。
今回見学した大宰府政庁跡付近は高速から見える周辺の水城といい
昔の姿を想像すると大変重要な場所であったことが分かりました。
沢山歩いて太宰府の令和を勉強したあとは昼食を食べて
帰りにおまけの千曲屋で明太子作り。
おうちで漬け込み作業を行い一週間ほどで
美味しい明太子が食べられるでしょう。