ラーメンと餃子づくりで交流*かっぱリング2018!【9月29日】
9月29日(土)、大山公民館子ども体験教室『かっぱリング2018』が行われました!
福岡都市圏と筑後川水源地域の子ども達が交流を通して水の大切さを学ぶ「かっぱリング」。
「かっぱリング」には、「かっぱ」で代表される筑後川と、交流の輪(リング)を広げ、筑後川流域と福岡都市圏の市町の「カップリング」を進めるという意味が込められているそうです。
今回も昨年に引き続き、宗像市の子ども達と交流しました。
大山からは、小中学校の4年生から7年生までが参加。先生も参加して下さいました!
最初に一風堂のチャイルドキッチンでラーメンと餃子づくり体験!
ラーメンは麺を作るところから、餃子は皮を伸ばすところから始めました!
今回は分厚いチャーシューが乗った特性ラーメン。
みんな上手に出来て、とってもおいしかったですね!
お土産にラーメン2食分も持って帰りました♪♫
次に向かったのが海水淡水化施設「まみずピア」。
福岡都市圏は、その地理的条件から水不足になりやすく、水道水の3分の1が筑後川の水です。筑後川から水を引く「福岡導水」は25㎞もあるのだそうですよ。
「まみずピア」も、福岡の水不足解消のために作られた施設というわけですね。
まずは班ごとに実験!
「つかめる水」を作りました。
食用アルギン酸ナトリウムを溶かしたぬるま湯に、食用乳酸カルシウムを混ぜた水をレンゲでそ~っと入れると、プルンプルンに固まった「つかめる水」が出来上がります。
上手に入れると、まぁるくてきれいな、小さなボールになります。
「つかめる水」が固まる間に施設内を見学。
「まみずピア」では、海水を海底の砂の中にあるパイプから取水し、まずはUF膜という膜を通ることで、汚れや細菌を除去しきれいな水になります。
こうして出来たきれいな水も、この時点ではまだしょっぱい塩水。次は高圧RO膜という髪の毛程の細~い管状の膜を通過。これによって塩分が取り除かれ、やっと真水になるのです。
その後、水質を調整し、浄水場の水と混ぜられ、普通の水道水となって家庭に届けられるのだそうですよ。
お土産付きの楽しい一日になりましたね!
とても良い交流と、貴重な学びの場になりました!!