『咸宜園・廣瀬淡窓を楽しく学ぶ』*女性セミナー【7月13日】
2017-07-20
7月13日(木)の女性セミナーは、廣瀬資料館館長の中島龍磨先生をお招きし、現在世界遺産登録を目指す、全国最大規模の私塾「咸宜園」についてお話頂きました。
中島先生は、先日の「いきいき大学」(高齢者教室)でもお越し頂きました。
前回同様、羽織袴姿で登場した中島先生。例のごとく「休道の詩」の朗誦からスタート。
「道(い)うことを休(や)めよ~ 他郷苦辛多しと~」
「休道の詩」は「桂林荘雑詠諸生に示す」の第2首目で、淡窓先生の詩の中でも代表的なもの。「遠く故郷を離れて勉学に励むのは辛いことも多いが、それを口にすることは止めて、共に頑張ろうではないか。」要約するとそういった意味になるでしょうか。
塾主10代、約90年間も続いた咸宜園には、全国から凡そ5千人がその門を叩いたといわれています。
中島先生は長年小学校の教員として活躍されてきました。ご自身の教員時代のエピソード等をまじえながら、淡窓先生の大切な教え「敬天」や「立志」について、時には笑いを織り交ぜながら楽しくお話していただきました。受講生からは「ぜひ、子どもたちに聞かせたい!」という感想もありましたね。
最後はみんなで記念撮影。楽しいお話をありがとうございました!!
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