自助・共助、人情
2015-01-27
1月26日(月)
光岡公民館運営委員会視察研修で、大牟田市の「はやめ南人情ネットワーク」を訪ねました。
はやめ南人情ネットワークは、「認知症になっても安心して徘徊できるまちづくり」を進めている住民団体。
今年、平成27年は団塊の世代と言われる方々が65歳に達する年で高齢者の仲間入りをし高齢者人口が3390万人超となる。
昨年、認知症と思われる人が約800万人。そして認知症によると思われる行方不明者が10,000人に到達するとの報道があった。
高齢者人口は、平成54年ごろまで増加すると言われており、認知症もしくは認知症と思われる人へのケアが現実味を帯びてきている。
高齢者人口の増に合わせて、認知症患者も増えると予測されるだけに、活動を始めて10年になるという同団体の取組は参考になるところが多かった。
はやめ南人情ネットワークのモットーは、「一人の百歩より、百人の一歩」
これは、ひとりの人が、一人でコトを進めて行くよりも、百人が(同じ思いで)一歩進んだ方がよいということだという。思いやりの気持ちを持たなければできないことだ。
光岡地区では、すでに吹上町において「高齢者見守りネットワーク」が立ち上がり、認知症に関する勉強を始め、自助・共助を始めている。
来年度以降、この「見守りネットワーク」を光岡全体に拡げていきたいという社協などからの要望を受けて、今年度の運営委員会の研修として取り組むことになった訳です。
光岡地区での実際の立ち上げを考えて、運営委員+民生児童委員+すずめの学校指導者、計35名で大牟田を訪問。
人情ネットワークへの思いを熱っぽく語る汐待代表
午前の部が終わり、みんなで記念撮影。
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